見出し画像

736杯目:『親ガチャ』論争…今に始まったことじゃないf^_^;)

先日、テレビで『親ガチャ』というワードを知った。
どのような親のもとに生まれてくるかによって、その子の人生が決まってしまうという意味らしい。

『ガチャ』ってソシャゲーの用語から引っ張ってきたワードで今風だけど、意味を見てみると昔から言われている事なんですよね。

自分が小学生の頃、だからはるか昔(笑)登校する前の楽しみはテレビ東京の『おはようスタジオ』を観ることでした。今の『おはスタ』の前身ですね。
それのMCが志賀正浩さんという方で、みんな『志賀ちゃん』って呼んでた。
『志賀ちゃん』はもちろん大人だけど、自分たち子供の代弁者みたいですごい好きだった。
その志賀ちゃんの曲で、『わんぱく宣言』という歌があり、その中の歌詞に…

♬こうしてパパとママの間に生まれたのも何かの縁だよね。
違うかな?そうだよね?
だって、僕たち親を選べないんだもの♬

っていうのがあるんです。
まさに今でいう『親ガチャ』ですね。

この歌の歌詞、その志賀ちゃんが作詞なんだけど、子供の気持ちを代弁したような歌詞で中々良いですよ。
もし気になったらググってみてください。

この曲の歌詞のフレーズは前向きな意味でのことなんですが、今言われている『親ガチャ』というのは、親がこうなんだから子供の自分がこうでも仕方ない。という諦め的な意味なんですね。
『わんぱく宣言』の歌詞と違うのは。

昔から子供にそういう感情ってありましたよね。
友達の親を羨ましがり、それに比べてうちの親なんて…って。
だから自分がこうでも仕方ない!って友達も確かにいました。
だから今も昔も考え方は変わっていないんです。

そしてその後の対象の仕方も…

だから仕方ないで終わってしまう人もいたけど、そこから抜け出さなくちゃ!とか、自分で変える!って人はいたんです。
それも変わっていないと思うんです、今も昔も。

それを大人が、今の若者は努力をしたくないから、そのための言い訳なんだ!と決めつけて論争になるから、若者との関係に角が立つんですね。
そういう自分は、若者の時どうだったの?って。
結構、大して変わらない現大人は多いと思いますよ。(もちろん自分も含めて)

自分は子育てや後輩に対して、以前のnoteにも書きましたが、若い人の方が偉い!と思っています。
だって、若ければ若いほど現在の環境の中で生まれた考え方や能力なのですから。
その現在に自分も生きなくてはならないので、昔はこうだった…と、昔の環境ベースの話をしても意味がないし、それを知らない若者が理解できるわけがない。そう思っています。

ただ昔も今も変わっていないところを言うと、親がこうだから自分がこうなったという考え方では、何のために生きているかわからない。
だって、何やっても親のせいなんだから、と結果が自分の中で出ているんだもんね。
昔もありましたよ、『あそこの息子は親がそうだったから、息子もそうなんだ!』…って話。
なんか生きててもつまらないじゃないですか?人生が親で決まってしまってるって。
他人から見ても自分の思考もそうなっちゃてるのf^_^;)

それになんだかんだ言っても、人間が滅びることなく続いているのは、親の世代に比べて進化しているからであって、親がこうだから自分は仕方ない思考では、そこを越えようとしないんだから、世代が変わるごとに徐々に退化ですよね。
そしたら今のような世界は来ていないと思うんですけどね。

#親ガチャ #子育て #進化 #退化 #親 #子 #おはようスタジオ #志賀ちゃん #わんぱく宣言 #縁 #コラム #エッセイ #日記



貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。