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777杯目:ネタバレが選べる、西野亮廣エンタメ

映画や演劇やアニメやテレビドラマ…エンタメで一番避けたいと思うのは、作る側も受ける側もネタバレ。

観る前から…

犯人をわかってしまったら…
先の展開がわかってしまったら…
結果がわかってしまったら…

そのエンタメを観る楽しみが半減どころか、場合によっては観る気も失せるf^_^;)

ネタバレにはそのような悪いイメージがあるでしょう。
それはそうだ、自分もそれは理解できる。


それを踏まえて西野亮廣エンタメを考えてみる。

絵本『えんとつ町のプペル』をベースに、映画が公開…そしてミュージカルが行われ…さらに来年お正月には歌舞伎まで(@_@)
この約1年の『えんとつ町のプペル』の拡がり具合がすごい。

そんな西野亮廣エンタメですが、他のエンタメにはないキーワードがあると自分は思っている。

それが ネタバレ!!!

それも映画を観た人、ミュージカルを観覧した人がネタバレをさせてしまうのではなく、製作者本人…西野亮廣さんがネタバレをさせてしまうから驚きf^_^;)

良い悪いは別にして、

勝手にお客様が…なら心理的には分からないわけでもないけど、製作者である西野亮廣さんがネタバレをさせてしまうって何なんだろう?f^_^;

それは、自ら製作した映画の観客動員や興行収入やミュージカルの観客動員に悪い影響を与える行為なのではないかと思うのが普通なのではないでしょうか。

しかし、西野亮廣さんはそれをやる。

1年前、『映画えんとつ町のプペル』公開前に映画の台本販売がありました。
台本は欲しいけど、公開前に読んでストーリーが分かっちゃうのもなんだかな〜?
と、購入を躊躇った。
絵本のお話がベースとはいえ、映画のストーリーはそれをなぞったものではなく、ある意味映画の尺に合わせたオリジナルストーリー。
そのストーリーを映画を観る前に知って、果たして映画が楽しめるのだろうか?f^_^;)

しかし、購入しても台本のページを開くかどうかは自分の意思に任されているのだから、ネタバレを気にすることはないか?と、思い直し購入した。
そして映画公開前に台本が自分の手元に届いたf^_^;)

この台本を読むかどうかの選択肢が自分にあるとはいえ、一般の人にはなかなか手にする機会がない台本。
表紙を見ただけで、この特別感というか優越感に勝てず(苦笑)とうとう表紙を捲って、あっという間に『映画えんとつ町のプペル』の台本を読みきった…いや読み切ってしまったf^_^;)

その中での最大の驚きが、味方だと思っていた、見るからにとても人の良さそうなおじさん『スーさん』が実は敵の手下だったという衝撃の事実。
やっぱり台本を読まなければ良かった…と一つだけ後悔した。
このスーさんの状況を知らないで、映画を観たらどれだけの衝撃だったんだろうと思った。

事実、それを知らないで『映画えんとつ町のプペル』を観たうちの子供は、スーさんにビックリ&ショックを受けたと言っていた。
それ、よくわかるf^_^;

そして、ストーリーどころか台本なので、セリフまで(笑)事前に知ってしまった自分が果たして『映画えんとつ町のプペル』を楽しめたのか?

結果は…楽しめた。

ストーリーやセリフを知っていても楽しめたのです。

それはどういう楽しみ方だったかというと…

答え合わせ!!

台本を読むと、自分の頭の中に情景が現れてくる。
しかし、映画になった時そのようになってるかどうかは分からない。
予想通りなのもあるし、そう来たか!というところもある。
それが意外と楽しい。

そしてストーリーやセリフを知っていると言っても、迫力のある音楽や綺麗なアニメ、これらを目の当たりにしたら、そんなことはどうでも良くなっちゃうほど、ストーリーに引き込まれた。

答え合わせという西野亮廣エンタメならではの楽しみが、『映画えんとつ町のプペル』にはあった。

かと言って、逆になんの知識を入れずに観て楽しめるのかというと、それももちろん楽しめるのです。
映画の中でも、『えんとつ町のプペル』そのものを知らなくても、丁寧に設定は説明されていたり、あらゆるところにタネが巻かれていて、それを後で回収していくという楽しみが『映画えんとつ町のプペル』にはあった。

そして『ミュージカルえんとつ町のプペル』も同様だった。
『絵本えんとつ町のプペル』も『映画えんとつ町のプペル』も知らない人にも分かるように、背景の説明が丁寧にされていました。

西野亮廣さんの誰も見捨てないという思いが、これらのエンタメにも現れている。

そして歌舞伎も、公演前に西野亮廣さんがストーリーをしゃべるエンタメがあるらしい。

ネタバレしているお客様も、ネタバレしていないお客様も、みんな楽しめるエンタメが『西野亮廣エンタメ』なのだろう。

そして、自分はまた…

ネタバレしている方の西野亮廣エンタメを選んで楽しんでいるf^_^;)

そっか、ちょっと前を思い出してみると、西野亮廣さんの絵本は、ネット上に無料公開されているんだっけな。
ネタバレしているのに、なぜかそれを手元に置いておきたいと思い、絵本を購入してたわ…f^_^;)


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貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。