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西洋占星術で観る映画

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西洋占星術を通して、映画監督を分析します。
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花粉を避けまくってたけど、さすがにもう買い物に出なくては食料が尽きてしまう…☠️ というわけで、ついでに道明寺を買ってきました💕春に罪はないのだ🌸🌸🌸

西洋占星術で観る映画「溺れるナイフ」キラキラした世界にはまり込んでしまう獅子座の女の子

西洋占星術で観る映画「溺れるナイフ」キラキラした世界にはまり込んでしまう獅子座の女の子

直近で観て、原作も大好きなので書きます。

ネタバレだらけなので漫画の原作も映画も観てない方はご注意ください。

主人公の夏芽は獅子座ではないかと思いました。
というか「夏芽」という事は夏生まれという事なので獅子座と想定します。

まず獅子座は「自分の感性が肉体以上に細かくならない星座」です。
「考える」というより「動く」という感じで、「言行一致」的な星座です。

その夏目の行動や

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西洋占星術で観る映画 クリントイーストウッド監督・ケンローチ監督(双子座) 感じたこと=考えたことになる星座

西洋占星術で観る映画 クリントイーストウッド監督・ケンローチ監督(双子座) 感じたこと=考えたことになる星座

双子座といえば「デスペラード」のロバート・ロドリゲス監督とかはまんま「西洋占星術通り」の双子座という印象ですが、近年のクリント・イーストウッド監督、そしてケン・ローチ監督の作品はむしろ暗いカラーが目立ちます。

クリント・イーストウッド監督は昔は「夕陽のガンマンシリーズ」などなど「マカロニウェスタン」の俳優というイメージでしたが、現在は監督業に専念されております。徹底的に被害者からの目線で描いたと

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西洋占星術で観る映画 ポール・トーマス・アンダーソン監督(蟹座)  現実と欲望の相克に生きる

西洋占星術で観る映画 ポール・トーマス・アンダーソン監督(蟹座)  現実と欲望の相克に生きる

大いにネタバレあります。ご注意ください。

エイミーマン(乙女座)の音楽が輝き、20代の方が観たならば非常に印象が残る「マグノリア」、石油王の半生を綴った「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」など「ダメ人間」の話がお得意なポールトーマスアンダーソン監督です。

蟹座のテーマとして「現実と欲望の相克に生きる」というのがあります。

そして監督の作品であるマグノリアは「欲望の話」で、ゼアウィルビ

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西洋占星術で観る映画 ソフィア・コッポラ監督(牡牛座)

西洋占星術で観る映画 ソフィア・コッポラ監督(牡牛座)

「ヴァージン・スーサイズ」「ロストイントランスレーション」「マリーアントワネット(まだ観てないです)」「サムウェア」など次々と話題作を世に放たれている監督です。

前はフランシス・フォード・コッポラ監督(牡羊座)の娘というイメージが強かった気がしますが、今はアメリカを代表する映画監督の一人と言えるのではないでしょうか。

まず映画監督をやる前にファッションブランドを立ち上げられておられたり、映画に

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西洋占星術で観る映画 オタール・イオセリアーニ監督(水瓶座)

西洋占星術で観る映画 オタール・イオセリアーニ監督(水瓶座)

このシリーズですが、「スキ」がつく投稿は大抵「メジャーな映画監督」な傾向があると分かりました。そして今回は今までの投稿の中でおそらく一番マイナーな映画監督だと思うので、知っておられる方が一人でもおられるかな?という感じであります。

オタール・イオセリアーニ監督は「素敵な歌と船はゆく」「月曜日に乾杯!」などが日本ではヒットしたらしくそちらが代表作ということになると思います。

ワンシーンワンショッ

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西洋占星術で観る映画 ジャン・リュック・ゴダール監督(射手座)

西洋占星術で観る映画 ジャン・リュック・ゴダール監督(射手座)

フランス映画界の巨匠にして、「ヌーベルバーグ」という商業映画に縛られない自由な映画製作を行なった集団の代表的な1人に数えられるジャン・リュック・ゴダール監督は射手座です。「勝手にしやがれ」「ウィークエンド」「気狂いピエロ」など
ストーリーの整合性は無視し、芸術性に優れた映画ばかりを追求されてこられたというのが映画界の評価であると思いますが、西洋占星術で観ると射手座の特徴である「自由」を尊重したよう

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西洋占星術で観る映画 富野由悠季監督(蠍座)

西洋占星術で観る映画 富野由悠季監督(蠍座)

ネタバレ多数です。ご注意ください。

とりあげるのは初の日本人にして、初のアニメ監督です。オリジナルの映画は「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」「機動戦士ガンダムF91」ぐらいでございまして、あとはテレビシリーズを編集した映画を多く製作されております。

ご存知「機動戦士ガンダム」(映画はⅠ-Ⅲまで)をはじめ、多くのロボットアニメを手掛けられております。

まずその蠍座独特の「集中力」を有する

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西洋占星術で観る映画 コーエン兄弟(射手座・乙女座)

西洋占星術で観る映画 コーエン兄弟(射手座・乙女座)

ネタバレ多めです。ご注意ください。

兄ジョエル・コーエンは射手座、弟イーサンコーエンは乙女座です。

「バートンフィンク」はカンヌ国際映画祭パルムドールを、「ノーカントリー」はアカデミー賞4部作を受賞されました。

さて、上田きょうや先生は各星座を恋愛の時の女の子という設定で、用心深い行動すなわち「石橋をたたいてわたる」を例に表現されていますが、それによると

乙女座→石橋をたたいてこわす(ブラ

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西洋占星術で観る映画 ダニー・ボイル監督(天秤座)

西洋占星術で観る映画 ダニー・ボイル監督(天秤座)

昔は、今でもファッション映画として観てもおしゃれなカルト映画「トレインスポッティング」を監督し、近年は「スラムドッグ$ミリオネア」ではその年の最多8部門を受賞され、一気にメジャーに躍り出たダニー・ボイル監督です。

カルトからメジャーになられたのは天秤座の特性からすれば必然であったと思います。それは天秤座はオフィシャルなところ、大衆的なところには手をつけずにはいられないからです。かつてはレオナ

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西洋占星術で観る映画  ジェームズ・キャメロン監督

西洋占星術で観る映画 ジェームズ・キャメロン監督

2009年「アバター」で歴代の興行収入を塗り替え、というかその前の「タイタニック」で歴代興行収入を超えていたという化け物な実力を発揮するジェームズキャメロン監督です。

この2作だけでもお腹いっぱいですが、他にも「ターミネーター1、2」や「トゥルーライズ」などのアーノルド・シュワルツェネッガー(このお方も獅子座)主演の映画を監督されており、ライフポイントは0という感じです。

さらに獅子座の映画監

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西洋占星術で観る映画 フランソワ・オゾン監督(蠍座)

西洋占星術で観る映画 フランソワ・オゾン監督(蠍座)

まず蠍座のフランスの映画監督を挙げていくと、困った事が判明しました。

フランソワ・オゾン監督をはじめ、

パトリス・ルコント監督(「髪結いの亭主」「仕立て屋の恋」)

クロード・ルルーシュ監督(「男と女」)

レオス・カラックス監督(「ポンヌフの恋人」「ポーラX」共に未鑑賞)

アルノー・デプレシャン監督 (「そして僕は恋をする」など未鑑賞)

などの方がいらっしゃいますが、このマガジンでは「そ

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西洋占星術で観る映画  ヴィンセント・ギャロ監督(牡羊座)

西洋占星術で観る映画 ヴィンセント・ギャロ監督(牡羊座)

監督、主演、美術、音楽を担当し、ミニシアター系で大絶賛され、一躍ハリウッドの仲間入りを果たしたおしゃれな純愛映画「バッファロー66」。カンヌ国際映画祭で大ブーイングの嵐を呼んだ「ザ・ブラウン・バニー」とあと1作を監督されているみたいです。

よく知られていますように牡羊座は「ムサイまでの男」の星座でありましてヴィンセント・ギャロもそうですが、ラッセル・クロウなんて「ハリウッドの暴れん坊」と言われ、

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西洋占星術で観る映画 デヴィッド・クローネンバーグ監督(魚座)

西洋占星術で観る映画 デヴィッド・クローネンバーグ監督(魚座)

魚座は芸術の星でありまして、映画監督も芸術性あふれ個性のある方ばかりです。リュック・ベッソン監督、ルチオ・フルチ監督、ロバート・アルトマン監督、ベルナルド・ベルトリッチ監督などなどクレジットを見なくても「あの監督の映画だ」と分かるような、空気感および溢れんばかりの個性であります。

デヴィッド・クローネンバーグ監督はこのメンバーの中でもその個性は突き抜けておられ、負けておりません。頭がぶっとぶシー

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