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西洋占星術で観る映画 フランソワ・オゾン監督(蠍座)

まず蠍座のフランスの映画監督を挙げていくと、困った事が判明しました。

フランソワ・オゾン監督をはじめ、

パトリス・ルコント監督(「髪結いの亭主」「仕立て屋の恋」)

クロード・ルルーシュ監督(「男と女」)

レオス・カラックス監督(「ポンヌフの恋人」「ポーラX」共に未鑑賞)

アルノー・デプレシャン監督 (「そして僕は恋をする」など未鑑賞)

などの方がいらっしゃいますが、このマガジンでは「その星座が一般に言われているようなイメージと実際は違うところもあるよ」と言いたいのに、まんま美川憲一の「蠍座の女」に近いような「紫」「昼ドラ」「恋愛物」「濃厚」というようなキーワードで表されるような作品が多い気がします。

フランソワ・オゾン監督は「まぼろし」「8人の女たち」「スイミングプール」など「奥様に愛される映画」という感じの映画を製作されております。

まずストーリーについては、大雑把にバッサリ書くと「演歌調」の話が多いです。

「まぼろし」についてはいわゆる「浸る」お話でありまして、観ていると切なくなります。

漫画の話になりますが手塚治虫も蠍座ですが、世間一般的にはヒューマニズムに満ちたハッピーエンドが多い印象があると思いますが、実際の作品は演歌調に終わる作品も多いです。

また、その映像の美しさもフランソワオゾン監督の持ち味です。画家ですが、「真珠の耳飾りの少女」のフェルメールや「日傘をさす女」の モネも蠍座なのですが、両者とも「光と影のコントラスト」がハッキリしたような絵です。特に「スイミングプール」ではその光のコントラストの強弱を強く意識しているように感じます。

また、「色彩感豊かな色使い」が蠍座の特色です。「8人の女たち」の美術や衣装は特にそれが顕著であると思います。

正直フランス映画は意味分からないのが多くて、苦手な場合が多いですが

フランソワ・オゾン監督の映画は新鮮で、どの作品も面白いです。

最近の作品は観てないですが、また観たいです。

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