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西洋占星術で観る映画 ジャン・リュック・ゴダール監督(射手座)

フランス映画界の巨匠にして、「ヌーベルバーグ」という商業映画に縛られない自由な映画製作を行なった集団の代表的な1人に数えられるジャン・リュック・ゴダール監督は射手座です。「勝手にしやがれ」「ウィークエンド」「気狂いピエロ」など
ストーリーの整合性は無視し、芸術性に優れた映画ばかりを追求されてこられたというのが映画界の評価であると思いますが、西洋占星術で観ると射手座の特徴である「自由」を尊重したような作品作りをされていると思います。

「勝手にしやがれ」でデビューされ、脚本なしでその場で思いついたアイデアで撮っていくという自由奔放なスタイルで作られた映画です。1959年の映画でして、この当時は斬新だったと思いますが、今観ると「大学の映画研究部が作った」みたいな映画になってます。

「気狂いピエロ」はまさに監督の集大成でございまして、「あ!この演出はここからきていたのか!」というシーンが数多くあります。監督の映画でお馴染みの「出演者がカメラに向かって演技」や「海を走っているところを急激にズームバックさせて撮る」など南仏ニースの美しい景色や原色を基調としたファッションや美術(1周回って、今のファッションに見える)など非常に印象に残ります。ストーリーについては整合性は無く、「全部夢の話」らしいです。

従って、時々急な展開になって、それがシュールすぎて爆笑してしまう時があります。「気狂いピエロ」もラストがそんな感じになりました。「ウィークエンド」なんかもそういう意味でオススメです。

整合性のとれた面白い映画も作られております。「はなればなれに」です。軽犯罪青春映画でして、今観てもスタイリッシュで、最初のクレジットとか自由な演出で射手座らしい感じがします。

ジャンプで連載中の略して「こち亀」の秋本治先生も射手座ですが、延々と自由気ままに雑学を追及しておられ、非常に射手座らしい漫画です。

芸術というか「自由」な星座射手座という感じで観れば色々納得出来るところがあります。

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