見出し画像

#6 記事をスコア化するAI ECでの応用に期待

うちの会社でも既に開発事例があるようで、少し前に「へぇ〜!」とか思いながら読んでた記憶があります。あんまり詳細は書けませんが、過去の掲載記事(テキストデータ)やIMP〜CVまでの計測結果などのサンプルがあれば、記事をスコア化できるようです。(記事の特徴量として何を指標にするかを予め検討し、設定しておく必要があります)

記事をスコアリングできると何が良いかというと、note読者の方なら既にピンときてると思いますが、バズる記事の特徴を掴むことができるので、PV数が生命線のニュースサイトや各種メディアに用いればキャッチコピーやオリジナルコンテンツの制作にあたってこの上ないお手本になります。

▪︎ECサイトに向いてる?

また、タイトルにもあるとおり、ECサイトに用いれば、商品紹介文(コピー)の改善に活用することができます。これは個人的に結構すごいことなんじゃないかと思っています。

通販で何か買う時、例えば2つのショップに入りそれぞれで1点ずつすごく気に入った商品があったとします。しかし手持ちの予算ではどちらか一方しか買えない場合、その2つの商品に優劣をつける必要がありますね。そこで活躍するのがコピーです。

コピーで差別化し、購入する理由付けに成功すればそのまま売上に跳ね返ってくるので、出店者としてはやるに越したことはありません。

個人的にもっとも効力を発揮しやすいのは書籍、映画など割と伝え方が難しいジャンルのものかなと思います。全部伝えてはだめだが興味を持たせないといけないという絶妙な制約(ルール)のもと表現しないといけないので、ルールが必要なAIにとっては活躍しやすいと思います。

▪︎AIは仕事奪わない。むしろ新しい仕事作るんじゃない?

昨日に引き続きクリエイティブ領域でのAI活用のお話となりました。AIに仕事奪われるという話題が変に広がっていますが、個人的にはそんな印象は受けず、むしろAIの活用によってできることのレベルが何段階か上がるという風に捉えた方が前向きじゃないかなと思います。

言葉を定量化するであったり、複雑な事象の傾向を予測をするであったり、これまで人間単体では分からなかったことが分かるようになるので、その先にまた新たな仕事が出てくるはずです。

200年前まではプログラマーなんていう職業はありませんでした(のはず)。70年前まではデータサイエンティストという職業もありませんでした。一般人がユーチューバーという職業を名乗れるようになったのは僅か9年前からです。時代に応じて新たな職業がどんどん出現してきます。AI使い倒していきましょう。

ではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?