Favorite
綺麗な色ってなんなだろうと毎日考えていた。
昼の青空、夕日のオレンジ、大自然の緑に街の灰色、どれもが素敵に見える。
だけど土の茶色や枯れ葉の黄色を素敵って誰も言わないんだ。
色は素敵か汚いの2択で、誰か素敵と手を挙げる色だけが認められていく。
何が好きか嫌いかは皆の自由だけど、表現が平等でないのは何故だろう。
どの色がお気に入りでもいい、なんなら全て愛してしまおう。
混ぜれば混ぜるほど皆が不気味だとかセンスないとか言うけど、僕が全て愛した証拠。
さぁ今日も叫ぶんだ。
「これが僕の好きな色。」だと。
-----------------------------------
いかがでしたか?自分の好きなものって、意外と言いにくい時ありますよね?
今回の小説の題材となったジコマンキングの水彩画「Favorite」のグッズはこちらから↓
記事もデザインも作ると喉も乾くし腹も減ります。 皆様ぜひご支援よろしくお願いします!