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〈ネタバレ無し〉苦くて甘い6年間の軌跡『ちょっと思い出しただけ』

〈夢を追う生き物〉

どうも!じきどらむです!

最近、仕事の帰り道にクリープハイプの「ナイトオンザプラネット」という曲を聴いて、とぼとぼと駅から自宅まで帰る時間が好きです。

映画好きならピンとくる方が多いと思いますがジム・ジャームッシュ監督の『ナイトオンザプラネット』から着想を得て作られている曲です。

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その曲が主題歌になっている作品が公開されたので鑑賞してきたのですが、かなり好きな映画で胸にジーンと余韻が響いてきました。

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という訳で今回は『ちょっと思い出しただけ』の魅力をまとめていきます。最後まで宜しくお願い致します!

予告はこちらです⤵︎

分かりやすいあらすじ

怪我で夢を諦めた元ダンサーの男とタクシードライバーの女の6年間に及ぶ恋愛の軌跡とは…!


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イラスト:じきどらむ


ちょっと思い出しただけ

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その恋はもう既に終わっていた。密接に混ざり合った6年間の思い出を振り返るのは簡単では無いけれど毎年訪れる“あの日”だけは覚えている。

仕事と恋と青春に忙しかった毎日の暮らしの中で、ほっと一息つける関係性を見つけられたのは奇跡だったのかもしれない。

過ぎ去った時間は戻ってはこないけれど、高台にある自宅から朝焼けを見渡して、2人で過ごした大切な記憶をちょっと思い出しただけ。


触発されて映画を制作

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クリープハイプのVo.である尾崎世界観がお気に入りと公言している『ナイト・オン・ザ・プラネット』から同名タイトルの曲を制作しました。

その曲の世界観に松居大悟監督が触発され、歌詞をストーリーの軸に自身初の完全オリジナルラブストーリーとして執筆した作品が本作です。

優しくも本質を突いてくる声を持つ池松壮亮とハスキーボイスで感情を揺さぶる声を持つ伊藤沙莉がW主演なので感情移入しながら鑑賞出来ます。


等身大のラブストーリー

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苦くて甘い6年間の日々を振り返るのでは無く、毎年同じ日を描いています。365日間の1日だけを描いているのに2人の距離感と変化を感じ取れます。

また、時間軸が段々と古くなっていくので現在に繋がるまでの経験値を知ることが出来たり、前半のセリフの重みが変わってきたりします。

着飾らない等身大のラブストーリーなので、数多ある恋愛映画の中で一番身近に感じられて、違和感なく飲み込むことが出来る作品です。


まとめ
『ちょっと思い出しただけ』★★★★★

名作映画から曲を制作し、その曲から新しい映画を作るという素晴らしい流れが出来ました。今度は観た何かを作ってみたら素晴らしいですね!

最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした!

『ちょっと思い出しただけ』公式サイト


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