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#10 遊牧民のように生きていきたい
(1048字・この記事を読む所要時間:約2分 ※1分あたり400字で計算)
急遽引っ越すことになった。
3月という引越し繁忙期にあたってしまいかなり焦ったが、1週間のうちに物件探し、内見、決定とトントン拍子で進み、順調であれば来週には正式に新しい家に入居することになる。
その際に、いくつかの新しい家具を購入することになるのだが、既に心に決めていることがあるーー
なるべく、全て折り畳み式のもので済ませる!
今回の引越しで、やむを得ず回収処分しなければならない家具がいくつか出てきた。
どちらも某スウェーデン発祥の家具量販店で買ったもので、解体・再組立が難しいことから、多くの引越し業者から嫌がられている。
「うちは解体・再組立対応しますよ!」というところも何社かあったが、「でも保証はしません」と必ず一言添えられていた。
元々引越しに対応した仕様の家具でない為、無事に解体・再組立出来たとしても安定性が保たれるとは限らないからだ。
せっかく新居にいくのに、そんなガタガタした家具を使いたくない。
ということで、多少もったいなさは感じたものの、回収してもらうことに決めた。
で、何故私が当時このような家具を買ってしまったかというと。
一言でまとめると「考慮不足」。
自分のライフスタイルを考えず、ただ周りに「あそこの家具はおしゃれだからオススメ!」と言われただけで購入を決めたのだ。
お金もそうだが、モノ本来の価値を発揮出来ない使い方をしてしまったのが一番の無駄だった。
だから今回の引越しをきっかけに、しっかり考えてみた。
私にとっての「使いやすい家具」は何だろう。
それを見極めるには、まず自分にとっての「心地よい生き方」から。
私は高級マンションや別荘といった贅沢な生活には興味ないものの、かといってミニマリストでもない。
必要品一式あれば基本満足。
それに加え趣味グッズが1-2件ぐらいあればなお可、といった具合だ。
何よりも広い世界を見てみたい、色んな場所で暮らしてみたい。
そうーー
私は、遊牧民のように、流れて生きていきたい。
そこでたどり着いたのが、冒頭で触れた「折り畳み式」。
ベッドも、デスクも、テーブルも全てだ。
何時でも移動したいと思えば、楽々動けるスタンスを常に取っておきたい。
新居の住み心地はまだ分からない。
気に入れば数年住み続けるかもしれないし、今回のような状況(これについてはまた後日)でなくても、仕事が変わったり、視野を広げたくなったり等、色々な理由で引っ越すことになるかもしれない。
定住しようと心に決め、家を買ったりするかもしれない。
それまでは、流れに流れる。
遊牧民のように生きていきたい。
📚自分の時間軸を尊重して生きる
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