DAY②ハラハラ・ヒヤヒヤ〜波乱のエジプトひとり旅
アッサローム・アライコム!(こんにちは!)
2泊5日の弾丸エジプトひとり旅2日目。
本日は午前ピラミッド観光、午後は定番カイロ観光。
終始楽しく過ごしたが、エジプトのとある事情で一時ヒヤヒヤすることになる…。
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ピラミッドと愉快な仲間たち
本日は予報通り曇天。
まずはピラミッドを眺めながら、ぼーっと朝食。
宿泊先のLife Pyramids Innは家族経営で、エジプトでは金曜日はお休みだからか、小学生くらいの女の子と中学生くらいの男の子が色々とサーブしてくれた。
英語も話せて愛嬌もあって、僕が「シュクラン」とアラビア語でお礼を言うと、照れたりするのがまた可愛らしい。
チェックアウトを済ませて、8時半頃、早速ピラミッド観光へ!
今朝もまた冷たいミネラルウォーターを持たせてくれた。有難い。
ピラミッドの料金表を見ると、入場料が約2,000円。
一番大きなクフ王のピラミッド内部に入るには約3,000円!?
入場料よりも高い…。
せっかくの機会なので、ピラミッド内部に入りたいとは思っていたが、内部の様子はYouTubeで予習済みだし、僕にとっては記念程度の認識なので、ケチって一番小さいメンカウラー王のピラミッドの内部のチケットを購入。(約1,000円)
メンカウラー王のはあまり映像でも観たことがないし、穴場だと考えた。
それにしてもチケットカウンターでも、アラブ人?は並びませんね〜。
クレジットカード払いしか受け付けていないのだが、彼らは並ばずに窓口まで向かい、クレジットカードをひたすら差し出しながら会計されるのを待っている。
こういうのは慣れっこなので、いちいち順番にこだわってイライラしたら負け。そういうもんだと割り切って、自分も負けじと進むか毅然と待つのみ。
なんならその感覚のまま日本に帰って、パスポートレーンなど、列が空いた瞬間真っ先に自分が飛び込み、気づいたら順番抜かししていたケースもしばしば笑
チケット購入後は、セキュリティチェックへ。
エジプトの子どもたちが興味津々に話しかけてくる。
子ども: "China?"
僕: "Japanese!"
子ども: "oh! I love Japan!"
"Welcome!"
"I love Tokyo!"
"I love Hiroshima!”
“I love Mitoma!”(サッカーの三笘選手)
などなど、いっぱい歓迎の言葉をくれた。
エジプトの子どもたちも人懐っこくて可愛い。
入場ゲートから5分ほど歩くと、一番大きいクフ王のピラミッドに到着!
想像以上に大きい!とにかく圧巻!
3大ピラミッドを堪能し、ラクダに乗りたいな〜と思っていると、小中学生くらいのエジプト人の男の子から声をかけられる。
子ども: "China?"
僕: "Japanese!"
子ども: "oh! I love Japan!"
"Welcome!"
"I love Tokyo!"
という一連のやり取りの後に、”Photo!”ということで、写真を撮って欲しいのかなーと思ったら、僕と一緒に写真を撮りたいとのこと!
その後も色んな小中学生のグループに声をかけてもらいながら一緒に写真を撮る…。
入口で会った三苫選手が好きな男の子にも再会し、記念撮影(笑)
エジプトの子供達に需要があって嬉しい(笑)
ラクダに乗りたいのに、ラクダ使いがいないし、そもそも営業も受けないし、メンカウラー王からカフラー王まで戻り(砂漠のため足元が歩きにくい)、インド人のようにターバンを巻いた優しそうなラクダ使いがいたので声をかける。
1時間200EGP(約1,000円)で交渉してみたが、500EGP(約2,500円)で、「メンカウラー王の先まで行くよ!約束は守るよ!僕は良い人だよ!Believe me!」と人が良さそうだったので、言い値で乗ることに。
日本語にすると怪しいし、相場よりも高いけど笑
写真もいっぱい撮ってくれた!
ラクダに乗っているところはもちろん、ピラミッドをつまむ写真をはじめ、面白い写真をいっぱい撮ってくれた。
結果的に2,500円の価値は充分あったし、何より楽しかった!
ラクダ使いの方(名前忘れた)も良い人だったし大満足!
カイロのホテルで少しモヤる
ピラミッドを堪能した後はUberでカイロへ。
本日の宿泊先はEL FARIDA HOTEL。
booking.comの予約では、1泊6,500円程度だったが、米ドルを持っておらずエジプトポンドでは1,800EGP(約9,000円)と言われたため、手持ちがなかったため、夜支払うことに。
しかし、冷静になって考えてみると、本来の金額よりも明らかに多く請求されている。
エジプトでは米ドルの支払いが義務付けられているとはいえ、そこまで割高にしなくても…と思いつつ、夜の支払いの時に確認しようと思った。
すごく感じの良いスタッフさんだったのになあ。
夜戻った際は別のスタッフになっていて、まだ支払いが済んでいない旨を話すと、1,600EGP(約8,000円)の金額を提示された。
税金も入っているからみたいなことを言われたが、まあ米ドルで支払うべきところをEGPで払っているし、しょうがないやと思い素直に支払った。
人によって提示金額がバラバラなのはなぜ…?
同時に、ナイル川クルーズをホテルで予約。
ディスカウントもしてくれて8,000円程度の金額だった。3万円近くのものを覚悟していたため、値段にびっくり。
エジプトの国民食「コシャリ」を食らう
コシャリは米、パスタ、マカロニ、レンズ豆がミックスされたもので、トマトソースやオニオンフライ、お好みでチリソースやレモンを絞って混ぜて食べるエジプトの国民食。
コシャリの有名店まで、ホテルから徒歩10分で到着。
味の決め手はトマトソース!
トマトソースが好きな人はみんな好きだと思う。
オリオンフライとチリソースがアクセントになってとても美味しい!
トマトのピクルスもついていたが、唐辛子に漬けてあって、辛党の僕にも辛かった🌶️
エジプト考古学博物館〜ナイル川散策
その後は、エジプト考古学博物館へ。
博物館に入る前に、なんと3回もX線検査機を使ったセキュリティチェックがあった!
建物付近に入るのに1回。
敷地に入る前に1回。
博物館内部に入る前に1回。
エジプト考古学博物館は、ツタンカーメンのマスクをはじめ、ミイラや古代エジプトの至宝などが乱雑に(笑)置かれている。
ツタンカーメンの黄金のマスクも本当に綺麗だった。
ツタンカーメンに限らず紀元前からこんなに繊細で器用に色々なものを作って、それが今にも残っているって本当にすごいことだと改めて感じた。
まさに先任の知恵の塊!
その後は、カイロタワー、船上のスタバでキャロットケーキを頂いて休憩。
カイロでも子供達から一緒に写真撮ってとお願いされた。
アジア人が珍しいよう。
なんかインドより人気者だ(笑)
命綱のスマホに異変
スタバに向かっている途中、なんだかネットに繋がりづらくなってきた。
事前情報では、エジプトはネットに繋がりにくいなど色々聞いていたため、一時的なものだろうと思っていた。
検索やLINEが使えなくても、Googleマップは起動できているし、位置関係は分かっていたので問題はなかった。
しかし17時頃ホテルに戻り、ホテルのWi-Fiのログインができなくなったあたりから事態が急変した。
携帯の電波すら立たなくなったのだ。
ホテルはサダト駅最寄の中心街だし、辺鄙なところではない。
はじめは、eSIMのデータ量を使い切ってしまったのかと思いアプリで確認。
しかし、そもそもネットに繋げられないため、確認すらできない。
だとすれば、もうエジプトの通信会社に行ってSIMカードを買うしかない。
それくらい焦っていた。
宿泊先のホテルが電波を拾いにくいのかと思い、外に出て周辺を歩き回りながら電波を確認する。
そうすると少し電波を拾うようになったが、通信状況は一向に改善せず…。
スマホの電源を切って、もう一度起動すると、一瞬ネットに繋がるが(それでも4Gどころか3G)、しばらくするとまたダメになる。
ネットが繋がる一瞬の隙に、eSIMの状況を確認すると、まだまだギガ数に余裕はある。
その後、不安定ながらも、19時頃にはネットは繋がるようになった。
でもやはりホテル近辺はなぜかダメ。
翌日も朝から観光するし、ネットが使えないとなると旅の安全性すら支障が出てしまう。
原因究明ができないため不安ばかりが募る。
ただ、週末の夜だし、人が多く集まっているから、通信状況が芳しくないと考えるようにした。
イメージと違ったナイル川クルーズ
19時にホテルのドライバーと集合し、20時発のナイル川クルーズへ向かう。
カイロ中心地から出港しているのかと思いきや、ホテルから30分ほどのギザ方面まで車を走らせた。
船内では、ベリーダンスとタンヌーラダンスのショーが繰り返された。
ショーが終わると、ビュッフェの時間となる。
スマホの通信状況の件もあったため、空腹が極限状態。
空腹は満たされたので、夜風を浴びにデッキに出ようと思ったのだが、そもそもデッキがなかった。
がーん。
正直ナイトクルーズは微妙だったが、これも旅の思い出。
道中のドライバーさんとの会話は楽しめたので充分満喫!
ドライバーさんはギザに住んでおり、家からピラミッドが見えるとのこと。
3人の子どもがいて、家族を養うために、毎日休むことなく働いているという。
何よりホテルのドライバーは、この方一人なんだとか😳
想像以上にハードワーク…。
そしてお子さんは、ドラえもんが好きなようだ。
そんなこんなで無事にエジプト2日目が終了。
明日は最終日!
そして何よりネットがこんな心許ない状態で、無事に旅を終えられるのだろうか…。
ハラハラ・ヒヤヒヤは3日目にピークを迎える…。
最後までご覧いただきありがとうございました😊
シュクラン!👳🏽♂️(ありがとう)
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