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DAY①総費用45万🇫🇷GW円安おフランスひとり旅
ボンジュール!
趣味が海外旅行の社会人です。
歴史的円安の最中、2024年GWに3泊5日でフランス・ルクセンブルクへ旅行。
コロナ明けに生き甲斐だった海外旅行を再開。
2023年2月を皮切りに、香港→スリランカ→モルディブ→ウズベキスタン→インド→エジプトへ行き、そろそろヨーロッパかなと思い、航空券を探すと、フランスが他のヨーロッパ諸国と比べて許容範囲の航空券代!
正直、行きたい国ランキングにフランスの優先順位は低かったが、五輪も控えているし、いつもフランスは高いだろうから行けるうちに行っとくか!と軽い気持ちで渡航を決意。
どうせなら日本から直行便のないルクセンブルクにも足を運び、渡航国数を稼いだ。
当初は、パリは山手線の内側程度の大きさと聞いていたし、オシャレばっかりで3日間もいたら持て余すかな〜と思っていた。
しかし世界史の中心だった国はやはり違う!
これを機にフランス史を総復習したため、フランスの理解が深まり、一種の"聖地巡礼旅"となった。
1ユーロ170円とおったまげたのと、往路のエールフランスでは預け荷物がまさかの有料で予想外に16,000円の出費がかかり、とにかく円安のダメージに追い打ちをかけてきたが、最終的に今回の旅も大満足だった。
<大まかな行程> 本記事は太字
1日目:モンマルトルの丘・ルーヴル美術館
2日目:ヴェルサイユ宮殿・エッフェル塔・アンヴァリッド(ナポレオンのお墓)・コンコルド広場・エトワール凱旋門
3日目:ルクセンブルク(日帰り)・エッフェル塔のシャンパンフラッシュ
4日目:ノートルダム大聖堂・サントシャペル・コンシェルジュリー・バスティーユ広場(マルシェ)・シャンゼリゼ通り(歩行天)
旅の相棒NAVIGOデクーベルト!
早朝6時半。空港到着後、まずはパリ市内へ向かうために鉄道駅の窓口で交通系ICカードNAVIGOデクーベルトを購入。
このNAVIGOデクーベルトの何がすごいって、パリ市内のメトロ・郊外行きの鉄道(RER)・バスの全公共交通機関が乗り放題だということ!
カード発行料込みで月曜から日曜までの利用で6,160円。
僕の場合は木曜日から日曜日までの利用だったが、
メトロには数えきれないほど乗り倒し、
RER(エールウーエール)という郊外行きの鉄道利用、
(空港とヴェルサイユ宮殿に行く際に必要)
終いにはバスにも乗ったため、わずか4日間ながら6,160円でも十分元を取った。
何よりメトロ構内はスリの温床で、チケットを買うのにいちいち財布を出すのも億劫だったし、改札ではタッチ一つでスマートに通過できるため、パリに行かれる方は絶対にオススメ!
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また月曜はじまりの日曜終わりの利用となり、一律6,000円程度。7日間丸々使おうが、僕のように木曜から日曜の4日間使おうが6,000円。ただし、金曜日から日曜日に購入した場合は、次の月曜日から日曜日分のチケットとなるため、その週の利用はできない。
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地上に出た瞬間、綺麗な街並みに「おぉ〜!」と声が出た。
朝7時半ごろ。
カフェ朝食の値段におったまげ〜!
ホテルに荷物を預けた後はモンマルトルの丘へ。
まずは朝食。映画「アメリ」の舞台になった喫茶店で、モーニングメニュー(ライトミール)を注文。
出てきたのがこちら。
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表面はスプーンで突いても固くてカリカリ。
中のプリンはとろ〜り。
これだけでいくらだと思いますか?
・モーニングメニュー:約2,200円
・クリームブリュレ:約1,600円
合計4,227円(チップ込み)
え?このボリュームで!?
嘘だろ…。
観光地とは言えここまでする!?
パリ恐るべし!円安恐るべし!!!
でもクロワッサンはサクサクで、バターの風味をしっかり感じられて美味しかった。
ちなみにこの一食分がフランスで一番高かった。
他はアルコール入れてもここまでしない。
おったまげ〜!
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芸術の街モンマルトルの丘
次に丘の上にあるサクレクール寺院を目指す。
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清掃業者が入っていて中に入ることはできなかった。
ご縁がないということで(笑)
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モンマルトルの丘は想像以上の坂道と階段で息切れする。
「ぜーぜー、はーはー。」
早朝パリに着いて、早々にこの急勾配の坂道と階段は我ながらなかなかのハードスケジュール(笑)
そして坂道と階段を登り切ったところに…
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ビザンツ様式の境内は、立体感と荘厳さにただただ圧巻。柱のデザインまで凝っていて、当時の建築技術がいかに素晴らしいか改めて実感。
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サクレクール寺院前の広場からもパリ市内の街並みを見下ろせるが、寺院のドームから見るのが穴場だと言う。入場料は1,378円。
一人しか登れないほどの狭い螺旋階段をひたすら登る。
それも300段…!
本当に目が回る…。
でもその先に!!!
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人も全然いないし、静かにこのパノラマを独占!
外の風が心地良い…。
300段も目が回りながら階段を登った甲斐があった!
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本当に綺麗。
お昼は安くて美味しいと有名な大衆食堂へ。
人気店のため、12時オープンに間に合うように15分前から並ぶもすでに長蛇の列が!
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駅周辺は目のやり場に困るほどのアダルト店の看板が多く、フランスにもこういうところがあって意外だった。
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フランスのレストランの良いところは、ミネラルウォーターとパンが無料で出てくること。パンは無くなったら勝手に追加してくれる(笑)さすが美食大国!
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インゲンの量が尋常じゃないほど多かった笑
ワインも入れてこのボリュームで3,492円!
フランスではもう安いです!
店員さんも愛想が良かった。
「召し上がれ」という意味の「ボナペティ」はフランス語なのか。
「ボナペティ」と言われたらなんか嬉しくなる。
イタリア語では「ボナペティート」
スペイン語でも「ブエナペティート」
この辺の国の言葉は似ているなぁ!
歴史的に有名な美術はパワーが違う!
食後はルーヴル美術館へ。
日本で予め14時半入場のチケットを購入済み。
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事前情報では別の入口の方が並ばずに入れると聞いていたが、時間指定チケットはピラミッドからのようだ。
正直美術館とか博物館はそんなに興味はないのだが、やはり名だたる名画や彫刻たちを目の当たりにすると、ただ見ているだけなのに何故だか力がみなぎってくる。
躍動感やその美術の持つパワーを沸々と感じてくる。
これが長らく現代まで評価される所以か!?
特に感動したのはアポロンのギャラリー。
歴代の王族貴族たちが実際に身につけていた宝飾品が展示されている。
"WOW"が止まらない…。
この建築を命令したのはあのルイ14世!!!
フランス史を総復習して来たため、顔を見ただけで大興奮(笑)
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と発言したフランス史の俺様のひとり。
絶対王政の最盛期でヴェルサイユ宮殿の建築も命じた。
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絢爛豪華という言葉だけでは言い切れないほどの空間。
辺り一面金箔の装飾品で覆われ、天井には絵画、左右には歴代の王族貴族の肖像画が飾られている。
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そしてこんだけ金を注ぎ込んだら破産するわ!
平民も怒るわ!→フランス革命勃発!
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15世は歴史の教科書では出てきませんね🤔
それでも立派…。
▼こちらの記事ではフランス史のエピソードを交えながらルイ14世にも触れています。
絵画で感動したのは「民衆を導く自由の女神」
やっぱりフランスと言ったらこれでしょ!
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七月革命を題材にした作品。
ナポレオン亡き後に王政が復古し、フランス革命前の生活に逆戻り。その時の平民の怒りが七月革命につながる。
想像以上にでかい!!!迫力とスケールが違う!
社会への怒りや不満を爆発させて、自分たちの手で変えていくんだ!というフランス国民のナショナリズムはこの時からもうDNAとして組み込まれているんですね。
ストライキが多いのも納得(笑)
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ルーヴル美術館で2番目の大きさだとか。
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意外と小さい。
皆さんモナリザを見るために、ここだけ長蛇の列というか、最前列に行くのにも押し合い圧し合い。
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あれ、ラファエロ見当たらないなぁと広すぎる館内を探し回ってやっと発見!
皆ラファエロの前を素通りしてて気付かなかった。
近くにモナリザがあるため、皆モナリザを探すので頭がいっぱいだったのかな?(笑)
というかレオナルド・ダ・ヴィンチもラファエロもフィレンツェの画家だよな?
何でフランスにあるんだ?
もしやナポレオンがイタリアから奪い取ってきたのか?
と思って調べてみると、レオナルド・ダ・ヴィンチを保護したのはフランス国王フランソワ1世。
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当時の画家たちは、金持ちや有力貴族から注文を受けて絵を描くことを生業としていたが、最終的にフランス国王のフランソワ1世に招かれた際に、ダヴィンチはフランスに渡り、そこでモナリザを完成させたという。
ダヴィンチは晩年フランスで過ごし、亡き後はフランソワ1世がモナリザを買い取り、正式にフランスのものとなったそうだ。
それにしてもルーヴル美術館広い…!広すぎる!
至る所に名だたる作品たちが展示されているが、取捨選択しないと3日あっても回りきれないだろう。
お目当ての芸術作品を見るのに館内をぐるぐる行ったり来たり。体力がどんどん削られていく。
そしてナポレオン3世の居室があると知り、これを逃すわけには行かないと、館内を端から端まで移動してきたが、入口まで来てまさかの改装中。
昨年から今年いっぱいくらいまで入れないらしい。
ちーん。
ナポレオン3世はナポレオンの甥で、パリの近代化を推し進める一方で、最終的にはプロイセンの捕虜となり、ヴェルサイユ宮殿でドイツ帝国建国の宣言をされるという屈辱的な過去を持つ。
残念だが気持ちを切り替えよう!
それにしても広すぎて体力がもう限界。
フランス到着→モンマルトル→ルーヴルはやっぱりハードスケジュールだ(笑)
ルーヴル美術館には西洋の芸術作品のほか、アジアをはじめ、古代エジプト、古代ギリシャ、オリエント世界などの作品も数多く展示されている。
つい数ヶ月前にはエジプトにある大エジプト博物館と考古学博物館でエジプト文明に関する展示品をたくさん見て、それでもまだエジプトには展示しきれないものが数多あると聞いていたのに、フランスにも溢れるほどの古代エジプトの展示品があった。古代エジプト恐るべし!
現地で見たものがたくさん飾られていたので、さささーっと通り過ぎた。
本当は古代オリエントは興奮ものであるのだが(珍しくないですか?)、いかんせん疲労困憊のため、こちらも残念ながら、さささーっと鑑賞。勿体無い。
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いやー、ルーヴル美術館恐るべし!
想像以上のスケールと美術品のパワーに大満足!
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ルーヴル限定のU-Tが数種類売っていた。1枚約3,500円
日没22時!ホテルに帰るのがもったいない!
ルーヴル美術館を出ると雨。
美術館からオペラ通り、そして老舗デパートのラファイエットオスマンまで歩き、デパートの屋上からパリ市内を一望。
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夜ご飯は、「世界頂グルメ」という番組で紹介されたクロガーという赤ワインで5時間煮込んだ牛肉のシチューをクロワッサンとチーズで挟んだ逸品。
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パリ中心地から離れた13区の学生街にあり、値段もお手頃なエリア
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レストランを出たのは20時前。
しかしサマータイムだからか日はまだまだ明るい!
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疲れているけどこんなに明るいのに帰るのはもったいない!
せっかくなのでスーパーで物価調査。
この辺りはパリ中心地よりも物価が安い。
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さすがパン大国フランス!
中心地のスーパーだと1.5ユーロくらいした気がする。
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紫色の花が本当にきれい🪻
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ずっと明るいため、疲れているのにホテルに帰るのが惜しくなり寄り道ばかりしてしまう。
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メトロのイタリア広場から徒歩約3分
受付の方たちは皆感じが良かった。
受付のおばあちゃん(80代?)はフランス語しか話さなかったけど、素朴な優しさを感じた。
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しつこいようですが、22時前でこの明るさ。
3泊で47,072円
1日目総費用
◆当日の出費
海外キャッシング 12,037円(70ユーロ+手数料)
NAVIGOデクーベルト 6,160円
朝食 4,227円
サクレクール寺院ドーム 1,378円
昼食 3,492円
UNIQLO 3,429円
スーパー 924円(お菓子)
夕食 3,429円
ホテルtax 1,666円
合計:36,742円
◆日本で支払い済み
ルーヴル美術館 3,699円
ホテル 45,406円
朝6時にパリに到着し、夜の21時までノンストップでがっつり観光してしまった。
パリ楽しい!久しぶりのヨーロッパ楽しい!
パリで感じた所感は改めて別の記事で投稿予定。
それなりのボリュームになりそうな予感。
乞うご期待くださいませ!
本日もご覧いただきありがとうございました。
メルシー♪
2日目に続く…
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