フランス旅で意外な発見11選
ボンジュール!
趣味が海外旅行の社会人です。
コロナ明けの久しぶりのヨーロッパであり、先進国の旅行。かえって新鮮なことが多かった。
これまでの旅行記とは一転、今回は現地で感じたことをひたすら書き出してみる。
フランスに限った話ではないところもあるかと思うが、全体的な所感を記録する。
①アフリカ系がとっても多い!
移民の受け入れや植民地の名残からか、アフリカ系の人種がかなり多い。
ここ最近は南アジアやイスラム圏の旅行が続き、アフリカ系の方を見かけることがなかった。
また、2月にエジプトに行ったが、アフリカ大陸とは言えアラブ国家のため、アフリカ大陸にいる感じは全くなかった。
主に見かけたのはメトロ車内。
観光地ではヴェルサイユ宮殿で働いていたブルーカラー。
そのため、アフリカ系人種をこんなにたくさん目にしたことがとにかく新鮮だった。
テレビで見るようなガタイの良い人だけではなく、細身の方や同じ黒人でも肌の色がさらに濃い方もいて、ヨーロッパにいながらも目にする黒人の多さに不思議な感じがした。
単純に移民が増えているのだろうけど。
それと同時に感じたのが、今はフランス人として生きていても、植民地時代に奴隷要員として渡仏してきた祖先もいるのではないかということ。
彼らの子孫のアイデンティティはもうフランス人で、祖先の言語や文化のことは認識しているのだろうか?
普段日本で生活していても、他民族のことなど考えないため知的好奇心が芽生えた。
そう考えると、中国政府が行なっているウイグル人のジェノサイドは本当に許せない。
②バリアフリー?何それ?
ヨーロッパの地下鉄は全くバリアフリーに対応していない。
エスカレーターやエレベーターがないところがほとんど。
階段降りたのにまた登るとかザラ。
比較的新しい駅やターミナル駅にはエスカレーターはあったが、昔からある駅や観光でよく利用する駅はほとんど階段だったと思う。
個人的には普段から健康のために階段を利用しているため気にならなかったが、大きいスーツケースを持っている人や足腰の悪いお年寄りは大変だと思う。
そういえばパリのお年寄りは普段どうやって移動しているのだろう?
ヨーロッパにいたら足腰は鍛えられそうではあるが。
③女性の喫煙率が高め?
女性がタバコを吸っている姿をよく目にした。
歩きタバコも日常茶飯事。
でもこれはフランスに限った話ではなく、イタリアやスペインに行った時も、女性の喫煙姿をよく目にしていたため、そういえばヨーロッパはこんな感じだったなと思い出した。
中には甘い香りのタバコを吸っている女性もいた。水タバコ?
凱旋門を登る列に並んでいる時に、僕の前の前に並んでいたヨーロッパ系の女性が甘い香りのタバコを吸っていて、僕の目の前に並んでいた日本人女性観光客はその匂いを直に浴びて嫌がっていた。
④パリ郊外には一軒家が立ち並ぶ
勝手なイメージで、パリ周辺は至る所に歴史的な建築物が並び、一軒家など存在しないと思っていた。
確かに中心部に行けば行くほど古くからの綺麗な建物が並び、一軒家は見なくなる。
しかし、空港から市内の道中や、ヴェルサイユ宮殿に向かっている時など、パリ郊外には立派な住宅街を目にした。
そりゃあそうだよな。
パリと聞くと古くから残る建物が多いイメージだが、中心部から少し離れると、生活感溢れる住宅街があるのが新鮮だった。
歴史的な建築物はパリ中心部に集中しているようだ。
⑤パンは安い!さすがパン大国!
スーパーで物価調査。
野菜は日本より高いようだが、パンは日本と同じくらいか少し安め。さすがフランス。
大きめのクロワッサン1個で2ユーロしない。
日本では200円〜300円はするので、大きさも加味したらフランスのほうが安い。
クロワッサン以外にも、大きめのパンも300円程度。
⑥レストランではパンと水が無料!
嬉しいことにフランスのレストランでは席に着くとすぐに水が配膳される。
日本と一緒!
海外ではたとえお水でも、注文しないと出てこないため、これには驚いたし嬉しかった。
そしてメインディッシュとともに、パンもサーブされる。これももちろん無料。
しかもパンを食べ切ると、またすぐに追加してくれる。
円安の貧乏旅にはどちらもすごい助かった(笑)
⑦街中至る所にあるこの正体は?
正解はワインボトル専用のゴミ箱。
フランスのワイン消費量は世界第一位。
感覚的に東京のコンビニ以上によく見かけた。
⑧フランス人はやっぱり日本食好き?
テレビや様々な媒体で
「フランス人は日本が好き」
「フランスでは前人未到の日本食ブーム!」
等と取り上げられていても、
「ふ〜ん…。ちょっと大袈裟じゃない?」
と思っていた。
でも実際には至る所に居酒屋風のお店や日本食レストランがあった。
駅構内の売店にはおにぎりが売ってあったし、駅弁感覚でお寿司や海鮮丼チックなのも売られていた。
おにぎりの値段は500円くらいしたと思うが、フランス人が日本食に関心を持ってくれているのもあながち間違えではなさそうだ。
⑨フランス人は歩行者信号守らない
歩行者信号が赤でも渡れるタイミングがあれば渡る。
久しぶりに先進国に来たこともあり、まさかフランスでも信号無視するなんてビックリした。
もちろん赤信号で事故したら自己責任だが…。
運転手側からすると怖いかもしれないが、旅行者側からすると気楽でいい。
⑩フランス語の発音は予測できない
フランス語は、予想と斜め上の読み方をする。
駅の名前など、「こんな感じの読み方かな」と思っても、実際に聞いてみると予想とは異なる読み方で、英語の知識やローマ字読みが全く当てにならない。
だからメトロに乗っていても、耳だけで駅の名前を聞くと、自分の予想していた読み方と全く異なり、下手したら乗り過ごしてしまう。
⑪結論?体力があるうちにヨーロッパ?
若いうちは体力もあるし、リカバリーが効く。
だから若いときこそ発展途上国に行き、年を重ねてからヨーロッパなどの先進国が良いと思っていた。
しかしヨーロッパ旅は思った以上にハード!
まず遠い!
現在ロシアの上空は飛べないため、迂回ルートで14時間かかる。
次に石文化!
フランスに限らず、昔ながらの観光地は石畳が多い。
知らず知らずのうちに足に負担がかかってくる。
そして階段と坂道!
歴史と共存するヨーロッパ。
昔ながらの建物を維持した街づくりをしているため、メトロでも階段を降りたのにまた登るといったことはしょっちゅうある。
またエトワール凱旋門を登るのも基本は螺旋階段。(エレベーターは有料)
モンマルトルの丘の上にあるサクレクール寺院のドームを登るのも螺旋階段。
数百年前の時代にはエレベーターなんて存在しない。
そう言った意味では、体力があるうちにいかないと早めにバテてしまうかもしれない。
番外編:日本はフランス語に溢れている
これは帰国して気付いたことだが、外出すると意外と日本はフランス語に溢れていた。
ショコラ
マルシェ
ビストロ…
そして、フランス語名のパン屋さんが多いこと!
もちろんパンの商品名もフランス語。
やはりフランスはオシャレな国として、日本人の憧れの存在なんだなぁと感じた。
本日もご覧いただきありがとうございました!
メルシー♪
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