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吹奏楽コンクール地区大会がいよいよ

こんにちは、ゼシカです。
今回は吹奏楽コンクールの
地区大会についての記事を
書きます。



そもそも吹奏楽コンクールとは?

正式には
全日本吹奏楽コンクール」と言います。

1940年から続く、伝統ある
国内最大の音楽コンクールです。
第1回大会は、
1940年に大阪朝日会館で開かれました。
その前年の1939年に発足した
大日本吹奏楽連盟(現在の全日本吹奏楽連盟)と
朝日新聞社の主催で、
その後も全日本吹奏楽連盟と
朝日新聞社が主催してきました。
第二次世界大戦や戦後の混乱で、
中断を余儀なくされましたが、
1956年に再開されました。
また、2020年の第68回大会は、
新型コロナウイルス感染拡大の影響で
中止となりました。

中学生、高等学校、
大学、職場・一般の
4部門で実施されます。

 全国大会には、規定により中学生50人以内、
高校と大学55人以内、職場・一般65人以内
(いずれも指揮者除く)の編成で出場します。
課題曲と自由曲を12分間で演奏し、
審査により金賞、銀賞、銅賞の
いずれかが贈られます。

地区大会や都道府県大会で金賞及び
代表に選ばれ、
さらに支部大会で金賞・代表になると、
全国大会に出場することができます。
全国大会に出場するのは
計101団体(中学生30、高校30、大学15、
職場・一般26)です。
全国大会は吹奏楽の甲子園とも
言われていますが、
部門ごとに見ると
野球の甲子園より、圧倒的に
参加団体は少ないですね。
本当に厳しい世界です。

朝日作曲賞は、中学生から一般まで
演奏できる課題曲を公募するため、
1990年に始まりました。
プロ・アマを問わず応募することができます。
最優秀曲の朝日作曲賞(賞金100 万円)を含む
上位作品が、翌年度の課題曲となります。


地区大会について

地区大会は都道府県ごとに
更に細かい地域別の
大会になります。

基本的には各部門
上位2~4団体がその地区の
代表として、
次の大会である「県大会」に
参加ができます。
基本的に金賞を取った団体の
上位団体が代表になります。
稀に銀賞でも
地区代表として
「県大会」に参加することも
あります。

地区によっては人数や
団体が多い所と少ないところが
あるので、代表枠には
ばらつきがあります。


地区大会が行われる時期

時期は7月の前半から後半になります。
基本的には複数日に分けて行われます。

各地によって大会日は
本当にバラバラです。


吹奏楽コンクールの規定について

吹奏楽コンクールは細かい規定があります。
以下が実施規定のPDFです。

https://www.ajba.or.jp/00ajba/07_pdf/kitei/3_concours_kitei.pdf

結構細かいんですよね。


ブラックホールのような内容

ここだけ変だなと思って読んだ方も
いると思います。

審査基準が面白いので、
その件です。
あまりにも黒いので、
読みたくない人は
スキップしましょう

評価方法は各地区の連盟によって
定められており、地域によって
かなりバラつきが
あります。
ここでは私が中学生の時にやられ、
全国代表を逃してしまった恐ろしく
最もメジャーな上下カット法を紹介します。

各大会、審査員には
奇数名の著名な音楽家が呼ばれます。
審査員は課題曲・自由曲それぞれに
"技術"と"表現"として1〜10点、
合計4〜40点持ち点があり、
各団体の演奏を聴いて採点されます。
採点した点数の理由や感想・アドバイス等を
直筆でコメントするフリー記述欄があります。
コンクールが終わると
その審査用紙はいただけます。

審査員全員分の点数を集計した後、
"上下カット"することがあります。
上下カットとは、各審査員の合計点数で、
最も高いもの低いものをカットした後、
残りの点数を合計した点数で競う方法のことを
指します。

(例)
審査員が5人で合計点が高い順に
39, 38, 38, 40, 24/各40点満点とすると、
最高点の40点、最低点の24点はカットされます。
総得点は 39+38+38=115/120点満点
となる仕組みです。

③最後に上下カットした合計点数が
高い団体に上から、金賞、銀賞、銅賞と
振り分けられるという形です。

私は、中学も高校も審査シートを
みたことはあります。
(反省会として、顧問から
告げられ部員全員で回し見をしたり、
生徒指揮という係でみた時もありました)

結構コメントで
何も書かれず、低い点を
つけられることもあります。
また、ベタ褒めされている
時もあります。

あとは、アレンジ
(課題曲、自由曲を
12分以内に演奏をするため
自由曲は楽譜を全て演奏
しないことが多い)の
ダメ出しを受けることも
ありました。
そんな感じで演奏している
学生たちではどうしようもない
ところにも評価が入ります。


最後に私が思うこと

私は吹奏楽コンクールに青春をかけた
中高生でした。
楽器に対する知識も、身体の大きさも、
経験も、余裕も足りていない生徒が、
青春の全てをかけて創り上げた時の芸術を
勝敗がわかるこのコンクールは
私は好きでした。認められたその瞬間が
すごく好きでした。
私はかなり変わっていると思います。

元々負けず嫌いの私は、
全国大会を目指して、
ずっと練習に励んでいました。
Youtubeでいつも聴いていたのは
吹奏楽コンクールの曲でした。
オーディションで落ちても受かっても
大会に勝つことが1番大事だったので、
どんなに部活の同級生にいじめられても、
理不尽な嫌がらせを受けても、
吹奏楽を続けましま。
流石に高校の頃は、あまりにも
酷すぎるいじめを受けたので、
やめてやろうと
何度も何度も考えましたが、
部長や先輩方、
クラスの皆のおかげで
結局辞めずに
最後まで吹奏楽人生を全う
できました。

その努力はコンクールでの
ソロの時の評価にも繋がりました。
そういったところでしか
自尊心は保てませんでした。

褒められること、評価を受けることで
音楽やってよかったなと
思ってしまう自分は
ここから生まれました。

楽しんで音楽をしているか
と言われたら
時と場合によります。

大変なことは多くあるけど、
もう2度と関わりたくないと思っている
吹奏楽部の人も今現在も居てしまうけど、
音楽だけはやっていてよかったと
思っています。

以上になります。
ここまで読んでくださり、
ありがとうございます。

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