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ゼロイチ開発の進め方(総論)

こんにちは。「ビジネスの速度でシステム開発する」をテーマにシステム受託開発を行っている株式会社ゼロイチハッカーの水野です。

本日は「ゼロイチ開発で出来るシステム開発」というテーマで、ゼロイチハッカーが提供するシステム開発が、どのように進んでいくのかを説明していきます。

ゼロイチハッカーのロゴに込めた想いは「誠実に、俊敏に小回り良く、協調して働く」

ゼロイチ開発とは

そもそもゼロイチ開発とは、ゼロイチハッカーが提供しているシステム開発も含めたサービス全体を意味しています。

本サービスでは、システムの開発業務だけではなく、ビジネスの進め方やITの経営戦略の相談や立案も含めた、ITサービス開発で必要な業務を全て共に行っていきます。
これをゼロイチハッカーでは「内製のようなサービス開発チームの提供」と呼んでいます。

壁を作らず、共にサービスを成長させていくからこそ笑顔になれる

このサービスにより、実績として他社のシステム受注会社様よりも、1/3から1/2程度でシステムの開発を完成させています。

今回はその中でも「システム開発部分」の説明を書いていきます。

ゼロイチハッカーが行うシステム開発

ゼロイチハッカーは「ビジネスの速度でシステム開発する」をテーマにしています。
※詳細はゼロイチハッカーの開発方針の記事を参照ください
※また、もしこの記事を読み終えたときに、より具体的な形で知りたいときは ゼロイチ開発の具体例の記事も参照してください。

この方針と独自の構築した仕組みにより、ゼロイチ開発では1ヶ月~3ヶ月で実際に検証や機能を提供できるシステムがリリースできるようになります。
※必ずのお約束はできませんが、実績上では可能としています。

具体的なシステム開発の進め方

初回/プロジェクト立ち上げ(~第1週)

まず最初にプロジェクトメンバによる顔合わせ・自己紹介を行いながら、ゼロイチボードという資料を作成していきます。
このゼロイチボードというのはゼロイチハッカーが独自で作った、プロジェクトの目的/目標や方向性を定めるための資料です。

この資料を作成するに辺り、以下の項目を整理し、ビジネスの速度でシステム開発を行う基盤を作っていきます。

  • ビジネスの目的・背景

  • 解決したい課題内容

  • サービスで提供する価値

  • システム化を行う価値、必要となる機能

細かな手法は別記事で記載しますが、上記の整理のために「リーンキャンバス」や「エレベータピッチ」といった手法を取り入れていきます。

このフェイズではシステム開発も同時に進めながらも、対話・整理に比重を置きプロジェクトを進めていきます。

ビジネスの理解を深めていきながら、お互いのことも理解していく時間になることを願っています

プロトタイプの開発(~第2,3週)

ゼロイチハッカーでは

  • 専門家たちで考える解決方法

の価値も認めつつ

  • 実際に利用するユーザからのFB

の価値も重視していきます。

これはシステム開発の現場では 「長い時間をかけて作成をしたシステムが、実際にユーザに使ってもらえずに失敗する」ということがよく発生する ためです。

どれだけ頑張って作っても、誰も使ってくれなくては意味がない

そのため出来るだけ早いうちにユーザに触ってもらいFBをもらえるシステムを「プロトタイプ」という形で開発していきます。

機能も最低限、見た目も最低限、という形でありながらもまずは実際に触ってもらい、
立ち上げ時の計画に誤りや勘違いがないかを検証していきます。

実際に使ってくれる人の意見を尊重し、取り入れていく

ポイント

  • もしプロトタイプで事前にユーザからFBを得ている状態であれば、本ステップを飛ばすこともあります

  • 多くの場合、実際に触れるプロトタイプは重要です。計画文章やデザイン画の紙芝居だけでは、(ユーザも開発チームも)機能のことを分かった気になってしまったり、暗黙的に都合の良い解釈(わざわざ書いていないだけでこの機能は作るだろう、など)をしてしまうことが多いためです

  • プロトタイプに協力してくれるユーザを見つけることも重要です。ユーザが見つからないときは、「ニーズがない」「利用者は少ない」可能性が出てきます

MVP開発(~それ以降)

プロトタイプで作成するシステム・機能の検証が出来てから実際にシステム開発を進めていきます。

ただし、出来るだけ全ての機能をまとめて作ることはせず、
MVP(*1)という区切りを作り、短い期間(1~3ヶ月程度)でリリースを行なっていきます。
※プロトタイプ部分に記載しているように、ユーザからのFBを得られるようにするためです
*1: MVPは「Minimum Viable Product」の略のことです。ここではユーザにとって使う意味のある粒度でシステムをリリースしていく、と考えていただければ大丈夫です。

ユーザからFBをもらうために、出来るだけ早く使ってもらう

このMVP開発を何度も繰り返していき、
得られたユーザからのFBと専門家たちの意見を混ぜながら、都度軌道修正をしつつ開発を進めていきます。

他のシステム開発との大きな違い

ゼロイチ開発が他のシステム開発と大きく異なるのは以下の2点です

  • ✅ 専門家の意見だけではなく、利用者の声を聞きながら機能のブラッシュアップや開発の優先度を決定を行う

  • ✅ 開発予算とスケジュールを考慮して、全体のシステム開発を進める

この違いをこだわりとしているのは、ゼロイチハッカーでは多くのシステム開発を経験していく中で、最もよくある失敗パターンである以下を防ぎたいと考えているためです

  • ❌ システムを完成させて提供したがユーザは使ってくれず、利用者が獲得できないままビジネスが終了した

  • ❌ たくさんの機能を取り入れたが、ほとんどの機能は利用されず、利用者の獲得が伸び悩みビジネスが終了した

  • ❌ 初めから作り込みすぎてシステムが完成せず、資金ショートが発生し、ビジネスが終了した

そして上記のパターンを避けると、おのずと「本当に必要な機能」の開発に従事でき、
結果的に他のシステム開発の半分から1/3のコストでシステムを完成させています。

つまり 「システムの完成」とは「決められた通りに動くものが出来上がること」ではなく、「システムにより課題が解決できるようになった」 としているからこそ、
ビジネスの速度でシステム開発ができるようになり、コストもおさえられるようになっています。

本当のシステムの完成は、利用者が幸せになっていること

まとめ

本記事では、ゼロイチハッカーが提供するゼロイチ開発サービスの内、システム開発部分の説明を主に行いました。

もっとお話が聞きたいという方、ゼロイチ開発の内容に少しでも興味があるという方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。
※無料での開発相談も承っております。

よろしくお願いします。

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