ゼロイチハッカーの開発方針
こんにちは。「ビジネスの速度でシステム開発する」をテーマにシステム受託開発を行っている株式会社ゼロイチハッカーの水野です。
本日は、「ゼロイチハッカーのシステム開発方針」というテーマで、ゼロイチハッカーのシステム開発における工夫ポイントを書いていきます。
独自の価値を素早く提供することが大切
独自の価値とは簡単に記載をすると「競合他社が持っていない、自分等だけが提供できるサービス内容」といえます。
ゼロイチハッカーではこの「独自の価値を、必要としているユーザに素早く提供することが大切」という方針のもとシステム開発を行なっています。
本記事では、この方針を支えるシステム開発の重要となる3つのポイントを記載します。
1.現場のエンジニアがビジネスを理解する
ゼロイチハッカーでは、「現場にいる人が一番システムに詳しいため、コンサル的な人にお伺いを立てて指示してもらうよりも、現場が戦略を理解したうえで判断・対応するの方がハイパフォーマンス」と考えております。
そのため、現場のエンジニアが、ビジネスの理解にはじまり、システムの骨組みや機能の内容決めを行う方針としています。
※他の受注システム会社様では現場のエンジニアはシステムを作るだけ、というのも多いです
この方針により、間に入る人の人件費やコミュニケーションコストを減らすだけではなく、現場のエンジニアだからこそできる小回りのきいた開発や、さらにビジネスを推進できる提案ができるようになります。
2.共通で必要となる機能は構築済
世の中には他に類を見ない独自の価値を生み出しているサービスが多くありますが、そのサービスの中でも共通として持つ機能が存在します。
たとえば以下の機能が提供する価値は、小さな違いはあれどほぼ同じなものが多いです
アカウント登録機能
ログイン機能
パスワード再発行機能
アカウントロック機能
アカウント編集機能
利用規約・プライバシーポリシーの確認機能
Cookieの利用確認機能
データ管理機能
※列挙しているのは一部のみです
こうした「サービス上必要となるが開発初期フェイズにおいて独自の価値とはなりづらいもの」ものを、ゼロイチハッカーでは機能が完成した状態で、開発業務に入ります。
これにより最初期から、本当に作りたい機能の作成に入ることを可能としています。
3.持続性のある開発環境を用意
上記に記載した機能の他にも、迅速にOODAループを回すための共通的な仕組みもあります。
たとえば以下のような仕組みは、持続的に生産性を維持できるシステム開発においては重要な仕組みです。
ブルートフォースアタック等の代表的なセキュリティ攻撃に対する防衛策
検証環境の準備
本番環境でのエラー発生時の通知の仕組み
※列挙しているのは一部のみです
このような仕組みに関しても、ゼロイチハッカーでは最初から整備・構築がすぐ終わる準備をしており、数ヶ月以上の開発となっても生産性を維持できるようになっています。
これにより開発速度を落とさず、持続的なシステム開発を行えるようにしています。
大切なのは「価値」を「提供し続ける」こと
一般的な受注会社ではこうした必要な機能・仕組みは契約開始時から構築を開始、もしくはそもそも構築しない所が多いです。
構築をするにしても、(メンバー構成によりますが)1か月以上のコストが発生することもあります。
スタートアップ等に代表する起業後のシステム開発において、1か月の人件費や機会損失は致命的になることもあります。
こうした損失を無くし、素早く開発を進めるため、ゼロイチハッカーではサービスの独自の価値にフォーカスし、その機能をいち早く作成する方針と仕組みを構築しています。
本記事で記載している内容は最初期のほんの一部の内容ですが、その他にもリーン開発、MVP開発といった事業・価値ファーストの開発手法を取り入れています。
起業を考えている方、システム開発でお困りの方、そして私たちと一緒に仕事をしてみたいというエンジニアの方も、もしゼロイチハッカーにご興味が出ましたら、ぜひ一度お声がけください。
よろしくお願いします。
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