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一歩の推進力が高まる腰骨の落とし方③

髭ではなく、髪が伸びたら「忙しいんですね」と心配される、ロン毛の高岡です。こんにちは。

さて。

前回は「PSIS(上後腸骨棘)」を落として腸骨を後傾させつつ、胸を前に出すことによって仙骨を前傾させると、「仙腸分離」状態になり、骨盤の剛性が高まり一歩の推進力が上がりますよ、というお話をしました。

そこで今日はもう少し突っ込んで、なぜ骨盤の剛性が高まると一歩の推進力が高まるのか?についてお話していきます。

右のふくらはぎが張る、とか、右のアキレス腱が痛いとか、右脚に何かしらの症状が出ている、もしくは出やすい方は、特に今日内容は要チェックです。

それでは始めましょう🙌

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▼PSISを落とすタイミングと
踵を落とすタイミングを合わせる
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一歩の推進力を高めるためには、腱の弾性エネルギーを有効活用したい。

特に、走行中の下肢3関節の総力学エネルギーのうち、多くの筋肉や腱などがある中で、アキレス腱の貢献は33%以上といわれていますので、アキレス腱はものすごく重要な存在なんですね。

つまり、アキレス腱の弾性エネルギーを上手に活用することは、一歩の推進力を高めることに直結します。

そこで重要になるのが「踵」の使い方、なんです。

それでは、こちらの動画をチェックしてみましょう。

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高岡 尚司(たかおか しょうじ) ゼロベースランニングクラブ・オーガナイザー 熊本国府高校陸上競技部長距離ブロックコーチ 鍼灸マッサージ師 ランニング足袋・開発アドバイザー ALTRA JAPAN アンバサダー 合同会社エフエイト・代表社員