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【仕事の考え方】自己評価が難しい話

<おじさんDX Vol 164>

自分で自分の事を評価するのは、自己評価と言われますが、この評価が適正なのかどうかが難しいのです。人事考課を行う際にも自己評価を行い、そして上長が査定となるケースがあったのですが、内容を見ると乖離が見られるのです。

過去私は、この乖離を埋めようと思っていました。


✅自己評価の難しさ

どちらかと言うと自信がある人は、自己評価が高めです。自信があるのは良いのですが「自己評価が高すぎるケース」が往々にしてあります。

周囲からしてみれば「えっ?」と思われる事もあるのです。

反対に自己評価が低い人は、自信がない傾向が強いです。中には現状に満足しないで更に高めようとする貪欲な人もいますが、あまりにもかけ離れていると心配になります。


この評価の難しさは、数値に表れない基準もある為、それぞれの価値観で評価が出来てしまうところなのです。


✅自己評価の傾向

実際に出会った過大評価😅

✅「こんなにやっているのに!」
✅「私は出来ている」
✅「私は頑張っている」

その自己評価が、周囲も納得なら良いのですが、どうでしょうか。

私も人のことを言える立場ではありません。その昔は売上を多少作っていたものですから、すっかり天狗になっていた事があるのです。


✅高過ぎる自己評価=事故評価❓

私が思うに評価の高い人の傾向として「周囲の評価が高い人」が挙げられます。本人に確認したところ、謙遜しているケースもありますが、戦略的に自己評価を低くしているケースもあるのです。


自己評価が低過ぎる人
✅自分の良さに気付いていない。
✅やって当たり前、出来て当たり前と思っている(自分に厳しい)
✅他人にどう思われるか気にして評価を低くしている。
✅戦略的に自己評価を低くしている。
✅他者(己)評価に懐疑的。これも厄介。
自己評価が高すぎる人
✅プライド、自尊心が高い
✅承認欲求が強く、自分に甘い。
✅根拠の無い自信を持っている。
✅やれば出来ると思っているから、いつまで経ってもやらない。
✅他者(己)評価に反発する、不満を持つ。⇒事故評価。



✅360度評価とも言われるが...

評価する際にフラットに考えましょう!と言うのは簡単ですが、それが難しいのです。一説には自己評価は「他者(己)評価の2割増し」とも言われるのです。

バランス良く偏らない為にも、多くのデーターを集める中から総合的に判断するために360度評価もありますが、多くの評価データーを私のような凡人が、正しく判断しているのか微妙なのです。

🍀その360度評価もメリットデメリットがあります。


✅評価に値するのか

「自己評価」も「他者(己)評価」も必要で、それで多数の評価から判断するのに360度評価があるのだと思いますが、個人的にどれもしっくり来ないのです。

理由は、どの理論も自己評価と他者(己)評価とのギャップを埋めようとするからです。

自己評価が高い人を低く評価すると乖離が生まれる。
✅自己評価が低い人を高く評価すると乖離が生まれる。
✅他者評価をそこに絡めてると、客観性が生まれる。

乖離があって当然。
合わせようとしたり、無難に乖離を埋めようとするのは、何かが違うと思うようになりました。


✅その客観性は、本当に客観性なのか❓


その客観性=正しいのか?となるのです。

✅立場や役職に応じて正しさが、変わってしまう。
✅世の中で語られる常識は、本当なのでしょうか。
✅上下関係や利害関係がある中での客観性には、意味がない。
✅結局は、正しいと判断する人次第。

私がたどり着いた領域は、そんな領域でした。

会社に何等かの利益と貢献をするのが、会社組織で正しい方向性なのですが、それだけではないと思いました。

私は、つくづく評価が出来ない人間です。


✅評価は偶像である

極論すると評価は偶像であるのです。同じことでも自分と他人では、捉え方が違います。どちらが正しいのか正しくないのかは、答えがあるようでなく、どちらも正しい場合もあれば、正しくない場合もあるのです。


私は、凡人です。

その判断をするには「事実を見る」だけです。

「事実を見る」
✅これが私の中にある「信念の1つ」になりました。

余談ですが、私の自己評価は「凡人」です。
周囲の私の評価は「侍」です。


そんな、おじさんの話でした。


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