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その人と仕事をしたいかで部下はついてくる話

<おじさんDX Vol 327>

いよいよ2021年も残すところあと僅か。

今年はどのような年だったか振り替えることもあるでしょうし、来年に希望を持つ人も居るでしょう。

そんな年末に...とある企業で従業員数名が、退職の意思を示したそうです。

✅節目なのか区切りなのか...

「今年が終わるまで」等のように、節目や区切りがあると退職者が発生するケースはあります。

退職者の多くは、「いわゆる退職予備軍」であって、昨日今日で急に退職を決めたのではありません。何かがきっかけになるケースもありますが、年数もですが決算後などの期が変わる際にも見られます。

日頃からサインに気づかないと、意外な人が退職していくこともありますから、普段からの何気ない会話やガス抜きは必要なのです。


✅管理職の影響は大きい

退職理由の1つに「上司との関係」が挙げられます。このとある企業の上司は、世間で言われるようなパワハラやモラハラタイプではありません。

「何も言わないのです」

社歴の浅い社員やあまりモチベーションの高くない社員は、「楽でよい」「いい人」という評価をしていますが、中堅どころの社員からの評判は「良くありません」

舵取りして欲しい
注意してあげて欲しい
情報が伝わって来ない

こんな愚痴が出てきています😅

経験上、緩すぎる環境は、何かと働くには働き難く感じるどころか、働き難いのです。


✅一緒に働きたくない

緩すぎる環境は、時として上司と一緒に働きたくないとなる経験があります。これは俗人である私だけと思いますが、誠に勝手なもので無駄な時間としたくないようで、自分が自由にダラダラするのは良くても、他人にダラダラの元をまかれるのが嫌いだったりします。

矛盾していますが、自分のペースは結構大切

没頭するときは没頭したいのですが、そのペースが多少ならずとも全く合わない上司とは、働きたくなくなるのです😅


ふざけた話はさておき、今回このとある企業での退職者が、中堅社員に集中しているのが、かなり深刻なのです。

酸いも甘いも嚙み分けつつある中堅社員が、どうして退職するのか...。

人手不足な環境ですから、余剰人員なんていません。あと数日経過すれば、有給消化になるでしょうから、ごっそりと中堅社員が担っていた業務に隙間が出来るのです。


✅失ったヒトの影響は大きかった

実はその企業は、以前尊敬される上司が居たのです。仕事に厳しい人でしたが、部下のことを本当によく考えていた人でした。

それに、なんだかわからないですが、人をまとめる力が凄かった。


そんな上司が、昨年やむを得ない理由があって退職し、その後現在の上司が赴任。

タイプが違うと言えばそれまでなのですが、中堅社員にしてみれば「退職した上司とつい比較」してしまうのです。これは外野から見ていた私でも気づく位に赴任してきた現在の上司はマネジメントが出来ません。

赴任当初はどうにこなしていたのですが、それはそれまでの蓄え。

半年、1年と経過すると雲行きが怪しくなり、すでに数か月売上が大きくダウン。あれだけトップクラスの成績を残したチームなのに、崩れていくのを遠巻きに見ていました。

私にとって利害関係はないとは言え、この赴任した上司にそれとなく伝えたのですが...「自分がいけている」と思っていますから、聞く耳を持ちませんでした😅

やがて連続で売上が未達成。結果が悪いと、懸命に働いている人ほど、モチベーションの低下を招きます。いくらシステムだ仕組みだといっても、人が介在する箇所はまだまだ多いのです。

上司の影響は大きかった...。

きっと退職したあの人がこの企業にいたなら、こんなことにはなっていなかっただろうな....。などと、年末も迫る寒い夜にそう思ったのです。




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