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アメリカ・オセアニアの世界遺産写真集

コロナで海外旅行が出来ずカメラが埃をかぶっています。今までに訪れ、アメリカとオセアニア地区の写真を掲載しました。 

アメリカ地区

■カナダ
1.カナディアン・ロッキー山脈自然公園群

「カナディアン・ロッキー山脈自然公園群」は、よく「カナディアンロッキー」と省略され、4つの国立公園と3つの州立公園で構成されています。北米大陸西部を南北に貫くロッキー山脈が、造山活動によって地上に姿を現したのは、6000万年前のこと。連なる山々は4500kmにも及び、このうちカナダ国内に延びる2200kmの連峰が、カナデイアン・ロッキーと呼ばれます。100万年前の氷期に、この一帯は氷河に覆われました。氷河は山々を激しく削り、解けては多くの川や滝、湖となりました。現在のカナディアン・ロッキーは、こうして生まれたのです。カナディアンロッキーには、1万年前に終わった氷河期から氷河が数多く残っています。また、ロッキーの宝石とも言われる美しい湖も多くあります。

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2.アサバスカ氷河
アサバスカ氷河は、バンフ国立公園とジャスパー国立公園の大陸分水界をまたぐ、巨大なコロンビア大氷原の一部であり、北米大陸で最も観光客が集まる名所です。ジャスパーの町から南に約100kmのところにあり、ロッキーパノラマ街道からよく見えます。この125年間で氷河は縮小してきていますが、それでもまだ面積は約6㎢、氷が最も厚い部分では300mあります。ガイド付きツアーを利用して、氷河の上まで行くのがお勧めです。

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■アラスカ
3.グレイシャーベイ国立公園
グレイシャーベイ国立公園は、ジュノーの近く、アラスカ州南部にある米国の国立公園である。グレーシャーベイ国立公園とも表記する。1925年2月25日、アラスカ州南東のグレイシャー湾の周辺地域は、最初は国定公園として布告された。1979年UNESCOの世界遺産の一部となった。

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■アメリカ合衆国
1.ヨセミテ国立公園
ヨセミテ国立公園、グレイシャーポイントなど高い位置から峡谷を見渡したり、数多くあるトレイルで周りの木々や花々を愛でたり、近くて遠い山や岩を眺めたり、見どころは尽きない。長い冬に積もった雪に覆われた情景、雪解け水を集めた滝、山火事のあとから芽吹く新緑、ロッククライマーが巨岩に挑む姿、ときおり出くわす野生動物など、四季折々に違う美しさや様々な表情を楽しむことができ、どの季節に訪れても、印象深い場所です。

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2.自由の女神像
自由の女神像は、アメリカ独立100周年を記念しフランス人のエドワール・ド・ラブライエが建設を提案し、寄付を募集しました。設計にはフレデリク・バルトルディとギュスターヴ・エッフェルが関わりました。女神像はローマ神話の自由の女神リーベルタースをモチーフにしていますが、その顔のモデルはドラクロワの「民衆を導く自由の女神」とバルトルディの母親です。作成はフランスで行われ、300のパーツに解体し、アメリカまで運ばれました。そして、1886年10月28日に除幕式が行われました。除幕はバルトルディが行い、クリーブランド米大統領など多くの人々が集まりました。

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3.プエルトリコのラ・フォルタレサとサン・ファン国定史跡
プエルトリコ自治連邦区、通称プエルトリコ。プエルトリコ島などから構成され、アメリカ合衆国の自治的・未編入域にして、コモンウェルスと呼ばれる政治低的地位にあります。プエルト・リコはスペイン語で「美しい港」の意味だそうです。サン・ファンはプエルトリコの州都です。その意味はスペイン語で「聖ヨハネ」。市全体が世界遺産に登録されており、至る所で歴史的建造物を見ることができます。建物の大部分は16世紀から17世紀にかけて造られました。ラ・フォルタレサもその一つです。

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オセアニア地区

■オーストラリア
1.シドニー・オペラハウス

シドニー・オペラハウスは、1940年代末にはすでに建設の構想がありました。ニューサウスウェールズ州立音楽院の校長であったグーセンスの尽力のおかげで、ようやく建設にゴーサインが出たのです。そのような経緯を経て、1959年に着工しましたが、完成したのは1973年で、実に14年の月日を要しました。設計はデンマーク人のヨーン・ウツソンです。時間がかかった理由としては、その複雑なデザインです。貝殻のような、もしくはヨットの帆のような外観を建設するのには、技術と共に多額の費用がかかりました。そのため、建設には3段階の工期を予定していましたが、終了前にウツソンは辞職しています。

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2.クイーンズランドの湿潤熱帯地域
クイーンズランド州北東部の湿潤熱帯地域は、1億3000年前の白亜紀に形成された世界最古の熱帯雨林。恐竜が生息していた時代と変わらぬ姿をとどめ、その世界遺産の森の先には、同じく世界遺産に登録されているグレートバリアリーフの海が広がる世界でもまれな場所です。19世紀に錫鉱山へ食料を運ぶ目的で建設された約34kmの鉄道が、原始の森を縫ってケアンズと熱帯雨林に囲まれたキュランダ村とを結び、車窓から世界遺産観光ができます。渓谷沿いをうねるように走るレトロなキュランダ鉄道に揺られながら、グレートバリアリーフの海、緑濃い熱帯雨林、断崖を流れ落ちる滝など、次々と移り変わる車窓風景に目を奪われます。この森には約3000種の植物が生い茂り、ほかの木に寄生する「しめころしのイチジク」や古代種のソテツ、木登りカンガルーなどの希少な動植物が息づくと聞けば感動もまた新たに。途中、バロン・フォールズ駅で鉄道は一時停車。展望台の間近に轟音をあげる「バロンの滝」が迫ります。

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3.ブルーマウンテンズ国立公園
高原の避暑地として知られるブルーマウンテンズ国立公園と、その周辺の7つの国立公園・自然保護区を含む地域が2000年、世界自然遺産に登録されました。総面積103万ヘクタールの広大な地域に、1億年以上前の植物といわれるウォレミマツをはじめ、130種以上の貴重な固有種が生息。ユーカリにいたっては91種、世界のユーカリの13%がここに集まっています。中心のブルーマウンテンズ国立公園だけでも、総面積は約27万ヘクタール。エコーポイントの展望台に立つと、まず目に飛び込んでくるのが断崖にそそり立つ「スリーシスターズ」。魔王から身を守るため父親の魔法によって岩に姿を変えたという、三姉妹の伝説で有名な3本の奇岩です。そして背後には青くたなびく山容の壮大なパノラマ。山々を覆うユーカリから揮発した油分が日光に反射して青く霞んで見えることから、ブルーマウンテンズと名付けられました。

4.フレーザー島
フレーザー島には大小40を超える淡水湖が点在、世界有数の透明度を誇っていますが、なかでも最大のマッケンジー湖は限りなく透き通った水を湛える、まるで水晶のような湖です。また、イーライ・クリークと呼ばれる清水が湧きだす小川が流れ、その透明感は純白の砂底が目にまぶしいほど。島の東海岸では100km以上にわたって続く75マイルビーチの白砂の浜に、赤錆びた船体をさらす難破船マヒノ号が印象的。1905年に建造された客船で、第一次世界大戦中は病院船として利用され、第二次世界大戦中は空軍・海軍の演習用の標的になり、その後売却され日本へ曳航中に、この浜辺に打ち上げられた数奇な運命を持っています。島の動物相も豊かで、オーストラリア純血種の野犬ディンゴをはじめ、350種を超える野鳥、海にはジュゴンやイルカなど、様々な野生動物が生息しています。

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■ニュージーランド
1.フィヨルドランド国立公園
世界最大と言われる国立公園、フィヨルド国立公園(ミルフォード・サウンド、ダウトフル・サウンド等)やニュージーランド最高峰のクック山のあるマウント・クック国立公園を擁するニュージーランドで人気の世界遺産。
海岸部の地形は、はるか昔の氷河期に形成されたものでありその頃から変化していなと考えられる固有の動植物なども発見されているとても興味深いエリア。

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