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記事一覧
夢現のはざまで【sideミィレン】
▼こちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:マリステラさん、アステルさん
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弱っている子どもを見るのは嫌いだ。それは孤児院にいた時から変わらない。だってあんなにも苦しそうに助けを求める声を、手を。私は放っておける程図太い性格を出来ていない。それは私
似た者姉妹【sideホアンシー・ミィレン】
▼こちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:マリステラさん、アステルさん
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こちらに向けられる敵意に殺意に、警戒心。それら全てがどうでもいい、と思うというよりかは。”それどころじゃないだろう”と酷くお節介な部分は互いの素性を知らない姉と全く同じと
どうしようもない大人【sideミィレン】
■お借りしました:マリステラさん
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夜の時間は本来の私の人格が生活をする時間であり、また醜い世界に片足を突っ込む世界でもある。
盗まれたアイを取り戻すためにあのくそ男の情報を仕入れるためにと手に付けた職業は存外自分にはあっていたようで、女優だった時の演技力の高
How do you like it ?【sideガラド・ミィレン】
▼こちらとこちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:ルーミィちゃん、ルイーさん
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思いがけないところで知り合いには出会うものだ。こういう知人には見られたくない状況である時は余計に。
バトルをする気満々のミィミの様はあまりにも微笑ましくて、それ
幸福を願う愛の話【sideホアンシー】
▼自キャラだけの話です。
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彼女達はしあわせな夢を見た。平凡な夢を見た。何も深くは望まなかった。
ただ、ただ。彼女達は、不運なだけだったのだ。
ホアンシー、という名を貰う前に貰った名前はシンフーという名前だった。
パッチールは皆違う模様を
言【sideミィレン】
▼前半はこちら、後半はこちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:サーシャくん、ティアナさん、バロックさん
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サーシャ・チゼル。少年が名乗ってくれた名を頭の中で反芻しながら、その背中が遠ざかっていくのを見つめる。私の記憶違いでなければその名前には聞き
現の名乗り【sideミィレン】
▼こちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:サーシャくん、ティアナさん
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”ミィレン・ジンズ”
その名は、呪いだ。孤児だった自らに与えられた大切な名前であって、消し去ってしまいたい過去の苦痛と恐怖が煮詰まった、忌避したい名前。
口にすることが
甘い人【sideミィレン】
▼こちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:サーシャくん、ティアナさん
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休息を一人でとっていた時のことだった。不意に視線を感じて振り返れば、そこには可愛らしい仮装をした小さな子がひとり。成長期の真っただ中のように伺えるその子の容姿は可愛らしく、中
世間話の裏側【sideミィレン】
▼こちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:バロックさん
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イエローチームでよかったと思うべきか悔しいと思うべきか。戦う意志を明らかにしていたイースーの視線から目を反らせば、適当な男が適当なことを口にする。裏しかない適当な軽口の応酬にはすっかり慣れたも
似た者嫉妬と憤怒は憎悪を孕む【sideドティス・ミィレン】
▼こちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:テイさんと某バーテンダー
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変わっていないと思った。十年以上の年月が経ったというのに、目の前にいる幼馴染は変わらないまま。
純粋に浮かんだものは、怒りだった。そんな目にあう謂れのないお前がどうしてと。
問【sideホアンシー・フォカロル】
▼こちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:メイジーちゃん、ララくん
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変な人だった。バトルを終えた後、ミーに対してグリモアが思ったことはそれぐらいだ。それでもミーは満足していたし、キマリスはグリモアの意図をわからないままに終れた。
何もかもが不器
逃げ場はどこに【sideミィレン】
▼こちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:バロックさん、フォンミイさん
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気障ったらしい言い回しにこの男本気でオーロラに燃やされればいいのに、と冷静に思った。
わざとらしく手を撫でながら指輪を見せつけておいて、何がデートのお誘いだか。勿論この男に
成長を祈って【sideホアンシー・ミー】
▼こちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:メイジーちゃん、ココくん、ララくん
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一目見た瞬間でわかってしまった。自分のはじめてのパートナー。その人が恋焦がれて求めた男性の血縁者だと。
それは即ち____天涯孤独だと思われていたミィレンの”二人目
青に揺れる【sideミィレン】
▼こちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:バロックさん
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気色の悪い男だと思う。その瞳も、その口も、その指先も、何もかもが吐きそうな程に気持ち悪い。どこぞの男を彷彿とさせる似すぎた姿は、見るだけで不快な感情にさせてくる。
嫌いだ。本能的なものと