ぜんかい

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継母の連れ子は元カノだった6巻まで感想

ただのイチャラブだけのラブコメかと思いきや同級生から義兄妹になってしまった距離感の違いを活かしたり、6巻の中でもしっかりと二人のお互いへの想いがしっかり変化していく様を描いており素晴らしい作品だと思いました。6巻では両想いということが分かったけれども水斗の中での結夢への葛藤が解決してない点から、付き合い始めないことがご都合主義になってないことが良いと思いました。これから水斗がどうやって気持ちに折り合いをつけて二人が結ばれていくかとても楽しみです。 東頭の告白とその後の立ち直

    • 弱キャラ友崎君5巻雑感

      今まで通りに人間関係についてペラペラ解説している様子は読んでいて恥ずかしくなるけどここまでしっかりとこのテーマに向き合った作品は見たことないし、普段の会話で話されることはほとんどない作品なので割と好きだなぁと改めて思いました。 前半はいつも通りと感じながらも問題の解決はたまの良さを存分に活かしながらご都合主義じゃなくきれいに物語が収束していて今までで一番面白く感じた。

      • 文学少女と死にたがりの道化 感想

        良かった点 遠子先輩のキャラ 三つ編み文学少女のようにキャラをイメージする少々みたいなものがあると完全にキャラがきまってしまうのに個人的には好きじゃないのでそこは好きです。 小説を文字通り食べるっていう突飛な設定も昔のライトノベルらしさがあふれていてかつ今読んでも痛さは感じさせない程度の突飛さで丁度良いと思いました。 後半の竹田さんのエピソード 物語が終わりかと思った中で最後にどんでん返しがあり、それが竹田さんの今までの不可解な行動に納得のいく理由付けがなされるものでありな

        • ガーディアンオブギャラクシー雑感

          まずこの映画を見て思ったのは設定がよく分からないから感情移入が後半までしにくい。主要キャラも多くて種族も色々あるからそれを整理するのに脳を使っちゃう。序盤に主人公が拐われた後にどうなったのかもイマイチ分かりづらいし説明をもっとしっかりしてほしいと思った。 途中の逆でクスッとなれること多かったしコメディありのアクション映画としては及第点かなという感じでした。

        継母の連れ子は元カノだった6巻まで感想

          アイアンマン感想

          アクション映画としての面白さ以外にも魅力的な部分が多数あり、流石マーベルの中でも未だに高評価な作品だなと思いました。 物語の構成として山場を一つ持ってきてることによってそれ以降も興味を持って見続けることが出来てよかったなと思いました。(個人的にはアクション映画では面白い作品でも序盤退屈な作品も多いと思うので) 中盤のスーツを開発するパートもトニーのコミカルなキャラによって飽きずに見ることが出来た。 最後の敵は魅力的なキャラではないが序盤からのエピソードをしっかりと引き継ぎつ

          アイアンマン感想

          アイアンマン感想

          アクション映画としての面白さ以外にも魅力的な部分が多数あり、流石マーベルの中でも未だに高評価な作品だなと思いました。 物語の構成として山場を一つ持ってきてることによってそれ以降も興味を持って見続けることが出来てよかったなと思いました。(個人的にはアクション映画では面白い作品でも序盤退屈な作品も多いと思うので) 中盤のスーツを開発するパートもトニーのコミカルなキャラによって飽きずに見ることが出来た。 最後の敵は魅力的なキャラではないが序盤からのエピソードをしっかりと引き継ぎつ

          アイアンマン感想

          とある飛空士の誓約3巻感想

          2巻の衝撃的な終わり方から引き続いてミオにフィーチャーした話で魅力で溢れていたけど苦しくて読み進めるのが困難でした。 最後の清顕への罪の告白はこれまで見てきた作品の中でも幼馴染ヒロインとして最高峰だと思いました。 一巻を読んだ時点では少しべたすぎると思っていた幼馴染としてのエピソードも三巻を読み終えた後ではそのべたさも衝撃的な展開とつり合いが取れていてよいと思いました。 三巻ではかぐらやバルタザールのエピソードがかなり減っていて今後はミオのエピソードも減ることが予想されるが放

          とある飛空士の誓約3巻感想

          ぬるぺた感想

          まずシンエイ動画の作る五分アニメということでキャラの可愛く、それを活かすような作画の安定したアニメーションでありそれだけで合格点を出せる作品でした。しかし、この作品の魅力はそれだけに留まりません。5話ではそれまでの日常シーンの積み重ねにしっかりと意味があり、12話の間にぬるの成長がしっかり描かれつつ最後にはどんで返しとハッピーエンドがあり、5分アニメながらしっかりとしたストーリーがあり、とても満足のいく作品でした。 これ以下の30分アニメはいっぱいあるけど反省してほしいと思い

          ぬるぺた感想

          逃げ恥SP感想

          中盤まではTV版同様しっかりと現代社会の問題をしっかり盛り込みつつエンタメとして楽しめるものとなっていて良かったなと思いました。途中道徳の教科書みたいになるところもあったけれど平匡の抜けている感じやガッキーのかわいさ等によってうまく中和されていてとてもクオリティが高いなと思いました。 しかし作中でコロナウイルスが広まり始めてからのエピソードは微妙だなと思いました。最初は時勢を反映していていいなと思いましたが詰め込むだけ詰め込んだだけでそれを上手く生かしきれてないし、「生きて

          逃げ恥SP感想

          惑星のさみだれ感想

          10巻という短い巻数ながら無駄な回がなくまとまっていてとてもいい作品でした。 最初の方は設定がもりもりな上によくわからない用語がいっぱい出てきて微妙だなーと思っだけど、絵が下手ながらも迫力があり緊張感もある戦闘シーンや一人一人ちゃんと掘り下げてあるストーリーにだんだん引き込まれていった。 全員のキャラを好きと言っても過言ではなかったけど東雲兄と太郎と花子がめっちゃ好きでした。特にクサナベのシーンは作中最高でした。 10巻という短いストーリでちゃんと設定と伏線も回収されるし

          惑星のさみだれ感想

          ジョゼと虎と魚たち(アニメ版感想)

          実写抜きに考えるなら割とよかったなってて感想でした。 いいところはしっかりとジョゼと恒夫のエピソードに時間を割いていてキャラの掘り下げができていたこと。ジョゼがかわいかった。 実写版は恒夫が軽薄な男子であるところも相まってジョゼのことが好きなことには感情移入しにくかったので。 もう一ついいところは二ノ宮舞とジョゼが言い合いするシーンを入れてなおかつそれをいう流れまでやいう内容がちゃんとこのアニメの障害者に対する世界観にあっていて、ただいやな女にならず魅力が出てたとこ。

          ジョゼと虎と魚たち(アニメ版感想)

          ジョゼと虎と魚たち(実写版)雑感

          恒夫が背負っていくことができないと理由からジョゼと別れた上でそのあとすぐに泣き始めるのはどうかと思いつつも自分は責めることはできないなと感じた。 愛さえあれば全てが乗り越えられるみたいな感じで物語は終了していくことが多いけど、現実問題として介護していく中での生活もあるし、残念ながら世間体なども考えていかないとなると 気持ちだけでは乗り越えていけることができないので自分は恒夫と同じ選択肢を取らないと言い切れる自信はないなと思った。 この作品では愛する二人の壁として障害がテーマ

          ジョゼと虎と魚たち(実写版)雑感

          日和ちゃんのお願いは絶対2巻感想

          2巻はト部と日和との関係の構築、志保さんの登場などまだ物語の導入途中でありながらも、主人公が天平評議会のあり方について疑問を呈した時に日和ちゃんが不機嫌になるなど、とても不穏の空気を感じさせてくれて続きがワクワクした。 日和(ヒロイン)がト部(幼馴染)に嫉妬するなどセカイ系のポイントはしっかりと抑えつつも、他のセカイ系作品と違って日和(ヒロイン)が積極的にセカイの問題に対して切り込んで行るのがこの作品の注目ポイントかなぁと思う。 特に一巻ではトロッコ問題が出てきたり、2巻

          日和ちゃんのお願いは絶対2巻感想

          三角の距離は限りないゼロ6巻感想

          序盤中盤は矢野と秋波/春河の絡みが多くなく、若干の盛り上がりに欠けたかなぁと感じた。物語の展開上必要で有るし、作者の文章力もあるので楽しむ事はできるけど、解散会の展開も割と想像通りだし、それなりであると思った。 逆に言えば、後半30ページの盛り上げ方が本当に上手くてここにこの本の4割くらい詰まってるんじゃないかくらいの盛り上がりを感じた。毎度毎度続きを気になる書き方が上手いなぁと思う。 次巻(以降?)は矢野と秋波/春河中心になると思うし、その部分の盛り上がり方は他の作品に

          三角の距離は限りないゼロ6巻感想

          僕の心のヤバいやつで思うこと

          僕やば好きなんですけど個人的には2巻くらいまでとそれ以降の評価がちょっと違います。 2巻くらいまではそこまでイチャイチャしすぎず中学生の気になる男女のあり得そうな甘酸っぱい感じが唯一無二かつすごいドキドキできてよかったなぁと思います。 最近はもうお前らくっついちゃうよ的な感じでニチャニチャ出来て嬉しいけど高木さん系統の作品に近づいて唯一無二感は売れたかなと思います。 今後は全力でいちゃつく方に舵を取っていくだろしそうなって欲しいなぁと思います

          僕の心のヤバいやつで思うこと

          きのうの春で、君を待つ 感想

          ちょっと前に読んだ作品だけどなかなか好きな作品。 あらすじ 幼馴染だった二人、すれ違う時間と感情。 17歳の春休み。 東京での暮らしに嫌気が差した船見カナエは、かつて住んでいた離島・袖島に家出する。そこで幼馴染である保科あかりと2年ぶりの再会を果たした。 その日の夕方、カナエは不可思議な現象に巻き込まれる。 午後6時を告げるチャイム『グリーンスリーブス』が島内に鳴り渡るなか、突然、カナエの意識は4日後に飛んだ。混乱の最中、カナエは憧れの存在だったあかりの兄、保科彰人が

          きのうの春で、君を待つ 感想