メキシコの発のビーガン系プロテインBirdman（バードマン ）について
おはようございます。ダイゼン（@daizennnn）です。
以前にタコスの国でなぜベジタリアンをやろうと思ったのか。という私の意思表明記事を書きました。
その中で紹介したビーガン系プロテインBirdman（バードマン）について書いていこうと思います。
その前に、私はプロテイン専門家でもないし、ビーガンとかベジタリアンとかの賛否に対して別に強制するような意見は持っていません。
あくまでここではメキシコ発のビーガン企業Birdmanについて中立的なことを書いていきます。
Birdmad（バードマン）とは？
メキシコ在住の方であれば、一度はスーパーでも目にしたことはあるんじゃないでしょうか？
引用：公式サイトより
他のプロテインよりも絵のインパクトがあって、そこに惚れました。
名前は英語ですが、メキシコのビーガン企業です。
製品の特徴をサイトから引用すると、
「私たちの製品は、充填剤、結合剤、着色料、人工香料を含まない純粋であり、身体に優しい製品です。100％オーガニックで生産することで、環境負荷を与える人工肥料、農薬、遺伝子組み換え作物の生産と使用を減らすことに貢献しています。」
と言うことみたいです。
どうせ身体づくりと環境問題を考えてベジタリアンをするんだったら、プロテインも考えようと同居人と合意し、このプロテインを使うことにしました。（情報が正しいかどうかはもう今はわからないので、企業のミッションや哲学に共感したら試してみよう！と言う精神でやってます）
一応、以下の認定をとっているみたいなので、載せておきます。
左から順に
・ANIMAL HEROES （アニマルヒーローズ）
・KMD Mexico （Kosherのメキシコの認定機関）
・USDA Organic （オーガニック認定機関）
・グルテンフリー（認定済み）
・乳製品不使用
・化学成分不使用
・ヘキサン（有機溶媒）不使用
・大豆不使用
・植物性プロテイン使用
・ビーガン
｜ミッションとビジョン
やっぱり本当に信頼できる企業か、どういう信念でやっているか、というのが消費者が商品を選ぶ一つのきっかけになると思います。
もはや共感しないと選ばない、という時代になっているんでしょうか。
私たちはそれにアグリーで、購入してからこの企業について調べることにしました。
○ミッション
「植物性100％の有機食品の普及を通じて、人と自然のつながりを強める。人間と地球の健康に恩恵を与える。」
○ビジョン
「必要な栄養素がすべて入った製品を作ることで、栄養をシンプルに、誰もが手に取りやすいものにしています。まずはアメリカ大陸から、そして世界へ。我々の製品は純粋で生の、化学物質を含まない植物製品のみを使用しています。」
｜消費者にとっての透明性
ビジョンとミッションがわかったところで、私たち消費者にとって本当に透明性のある企業なのか、成分表示をみてみましょう。
あんまり神経質になると、何も買えなくなってしまうので、厳しくは見ないようにはしていますが、ものを買うときに成分表は確認するようにしています。一番最初の方に表示されているものが一番含有量が多いものなので、例えば最初の方に「砂糖」などが入っていると、ほとんどが砂糖で私的にはNG。他にもカタカナで書かれていて、すぐに発音できないものが入りすぎていると疑ってしまいます。
有機米タンパク質
有機インゲン豆タンパク質
有機ココア
有機キヌアタンパク質
有機カボチャシードのタンパク質
有機ブルーベリーの種のタンパク質
有機サッチャインチのタンパク質
有機アマランサス
海洋紅藻類（ミネラル）
有機チョコレート
酵素（パパイヤ、パイナップル科植物、プロテアーゼ、ペプチダーゼ）
有機ガム（多糖類）
有機ステビア
有機シナモン
ヒマラヤ岩塩
プロバイオティクス
ざっとみてみると、ほとんどがオーガニックで名前がわかるもの。ワタシ的にはOKかなと思います。
どんな製品があるのか？
大まかに分けると4種類あります。
種類別に効果や用途が異なるみたいなので、自分にあったものを選びましょう。1つ1つ簡単に特徴を解説します。
|FALCON（ファルコン）
用途：運動前、運動後、または1日のタンパク質摂取のために飲む
特徴：良質なプロテイン、100％野菜由来、無難な味、ドリンク以外のレシピも豊富、原産地の純度にこだわり、誰でも飲める、アミノ酸の供給源が多い、消化性が高い、低刺激性（アレルギーが起こりにくい）
プロテイン含有量：22~24g（ワンカップ30gあたり）
カロリー：105~109kcal
主な成分：8種類の有機植物性タンパク質、消化酵素のプロテアーゼ、有胞子性乳酸菌、3.8gのグルタミン酸、4.2 gのBCAAS（バリン、ロイシン、イソロイシンの総称）、2gの食物繊維
含まれていないもの：グルテン、大豆、乳製品、化学物質、ヘキサン、甘味料、香料、人工保存料
味：ナチュラル、チョコレート、バニラ、チャイ
要約：適度な運動をしている人やタンパク質摂取のために
｜PARROT（パロット）
用途：コラーゲン、マクロ栄養素（3大栄養素）、ミネラル、ビタミンが豊富に含み、高い抗酸化作用が期待できる。
特徴：海と陸の植物の栄養素を調和させたプロテイン、食事の合間の時間に植物からのミクロ栄養素（ビタミン、ミネラルなど）とマクロ栄養素を摂取できるように設計されている。
プロテイン含有量：15g（ワンカップ30gあたり）
カロリー：110kcal
主な成分：（量が多め）ミネラル、ビタミン、ビタミンA /C 50％ずつ、ビタミンB9／E 100%、（豊富な栄養源）カルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウム、抗酸化物質、食物繊維4g
含まれていないもの：グルテン、大豆、動物由来成分、甘味料、香料、人工保存料
味：抹茶、ベリーバニラ
｜PEACOCK（ピーコック）
用途：バランスの良い食事として栄養素を摂取できるように設計されたインテリジェントな機能性食品。
特徴：ビタミンB-12、ビタミンD、オメガ3・6脂肪酸など、ビーガンの食事をしている人に不足しがちな栄養素を提供。サプリメントを超えた植物界屈指の栄養を提供するスマートなオールインワンプロテイン。
プロテイン含有量：18g（ワンカップ42gあたり）
カロリー：138kcal
主な成分：（マクロ栄養素）18gのタンパク質、ヘルシーな炭水化物15g（うち食物繊維10g）、ヘルシーな脂肪5g（オメガ3を含む）
（ミクロ栄養素）ビタミンB1、B2、B3、B5、B6、B12、C、D、E
（その他）ビタミンA (50%)、葉酸 (29%)、カルシウム（60％）、鉄（80%）
含まれていないもの：グルテン、大豆、乳製品、化学成分
味：ココナッツバニラ、チョコレート
｜PERFORMANCE（パフォーマンス）
用途：強度の高い運動後に飲むのに最適なプレミアムベジタブルプロテインブレンド。
特徴：- 完璧なアミノ酸鎖で抗炎症作用あり。クレアチン、BCAAsを配合し、筋肉の回復を促進。吸収力と消化力を高める。
プロテイン含有量：30g（ワンカップ38gあたり）
カロリー：138kcal
主な成分：完璧なアミノ酸プロファイル、独自の消化吸収ブレンド、クレアチン（クレアピュア）3g、BCAAS 6g、筋肉の回復のための抗炎症作用がある混合物
含まれていないもの：グルテン、大豆、乳製品、化学物質、ヘキサン、甘味料、香料、人工保存料
味：チョコレートブロンズ、ゴールデンバニラ
まだ他にも商品はありますが、メインは上記の4つ。
簡単に用途をまとめると
FALCON（ファルコン）…軽い運動をする人向け
PARROT（パロット）…美容向け。栄養補助的な側面も。
PEACOCK（ピーコック）…1食置き換えできるプロテイン。栄養補助食品。
PERFORMANCE（パフォーマンス）…激しい運動をする人向け。プロテイン含有量が一番多い。
実際使ってみて感想
全種類試したわけじゃないので、いいレビューではありませんが、ここは私の主観なので、飛ばしたい方は下へスクロールどうぞ。
｜味
チャイとバニラとチョコレート（FALCON（ファルコン））をメインに飲んでいます。飲み始めた当初はあまり好きじゃありませんでした。表現すると鉄が直に溶けているような。（笑）
水だけで割って飲むのは私には意識が高すぎてできませんでした、がバナナを大量に入れてミキサーでシェイクすると割とその鉄を飲んでる感は無くなります。
方やPARROT（パロット）の抹茶味。これは鉄の味もせず、純粋に美味しいです。
｜摂取方法
①スムージーにして飲む
オススメは冷凍バナナ半分とバナナ1本まるまる。そこに無糖の豆乳を投入してください。
プラスアスファで冷凍ベリーを50〜100gほど入れると酸味が効いて飲みやすくなります。
チョコレート味とのコンビネーションが最強。
②お茶に入れて抹茶風
PARROT（パロット）の抹茶味のみ、と考えてください。
方法は簡単、グリーンティーをティーバッグで作って、プロテイン投入。終わり。
プラスアルファでモリンガを入れています。
日本だとサプリメントが多そうだけど、パウダータイプの購入がオススメ。お茶にも入れたり、味噌汁に入れたりできるので…。
｜身体の変化
毎日継続して筋トレをしている成果もあると思いますが、筋肉がちゃんとついてき（たような）ました。
また鉄分不足やミネラル不足に陥りがちなベジタリアンなので、プロテインのおかげでタンパク質はもちろん栄養素をちゃんと補えていると思います。
おかげで超健康体です。
まとめ
コロナウイルスの影響が一番大きいとは思いますが、今後はヘルシー志向の傾向がメキシコではかなり強まってきます。理由としては
・メキシコの法律により、過剰な糖分摂取、脂肪摂取、塩分摂取などに警鐘が鳴らされていること（詳しくは「肥満大国メキシコの成分表示法がついに施行されたことについて」）
・メキシコが肥満大国の一つである（成人は73%が肥満 2019年2月17日時点）
・糖尿病などの生活習慣病を持病とする人がコロナウイルスの感染及び死亡の割合が比較的高い（以下の図参照 2020年10月21日付け）
こうした理由からフィットネス、ヘルシー志向の波は来ており、それが定着するような兆しがあるなと感じます。
さらに追い風をかけるようにこんな法令が施行されています。
メキシコでフィラデルチーズ(写真のメーカーなどなど)の販売が今日から禁止になるとのこと。
— だいぜん@メキシコ🇲🇽/通訳とデザイン (@daizennnn) October 14, 2020
最近買ってないけど、いろいろなとこで影響が出るはず。 https://t.co/fXn0v2d6QC
Birdman（バードマン ）はメキシコ発のビーガンプロテイン 企業であり、今回調べたところではかなり成分にも透明性をもって公開しており、他の競合はアメリカ産のなどのビーガンプロテイン なので、今後メキシコ国内で伸びていく可能性は十分なのかなと感じています。（デザインもゴリゴリのプロテインじゃなく、スマートなデザインなところも気に入っています）
日本にいる方にはこのプロテインが届かないとは思いますが、いつかこのプロテインが日本進出した暁には飛んで喜びます。（笑）
それでは。
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