社会的成功やモテのために必要な物 ハングリー精神

 成功にも様々な段階があるが、成功されていると言われる人を観察していて思うことがある。上手く言語化できなくて「のっぴきならなさ」とか「焦燥」とか呼んでいたが、なんのことはない、スティーブ・ジョブズがよく言っていたことだった。「ハングリー精神」だ。

 努力で覆せるものもある。知り合いに知的に問題のある人がいるのだが、フォロワーが1万人超えている人がいる。全然面白くないし、才能もないんだけれど、「有名なツイッタラーのパターンを覚えてツイートをして増やした」と言っていた。同じような人をもう一人知っている。情熱ではないと思う。飢餓の感情だ。

 飢餓感。承認や愛に対する異常な飢餓を持つ人は、成し遂げることが多いように思う。
 知り合いの風俗嬢で、結構デカい「推し」とセフレになった人がいる。その人はちょっとおかしくて、天気が悪いとヒステリックに叫んだりするのだが、愛みたいなものに飢えまくっている。デカい推しと繋がるようなタマじゃないのだが、行動力で突っ切っている印象がある。

 才能も大事だと思うが、結局行動するしかない。そして行動のモチベーションは「飢え」が一番燃え上がると思う。いくら賞賛されても恋人がいても決して満たされない飢えがある人。僕もそういう時期があった。愛着障害かうつ病なのか分からないが、十代の頃は女性がいなければ生きていけなかった。発達障害の不細工の無職に恋人はできないが、飢餓感だけで乗り切った。戦略を練って、行動をした。ナンパ師の人が「非モテは行動力がないだけだ」とよく言っているが、僕は「非モテは女性がいないと自殺してしまうぐらい飢えていないだけ」だと思う。

 僕もつねづね、実際のところは劣等感や私怨も多分に含まれているのですが、「何かを書かないということは、その人は誰かから愛されている」と考えています。ここで言う「書く」とは、文章に限らず絵や音楽でも良い。要するに、この世界にはなにかを書かねば、作っていなければ、誰からも見向きもされない人間や社会的な生活が壊滅的なものが少なからず存在しているのです。書かなければ誰も見てくれないのだから、そうするしかない。それ以外に自分の存在価値も魅力もありはしない。この世で生き残るために何かを作り続けていくことはごく当たり前である。でないと僕は存在していないのだから。

にゃるら

 ハングリー精神。さっき仏教の法話を聞いていたのだけれど「赤ちゃんにおもちゃを与えると一時はマシになるが、またぐずりだす。大人になっても全く変わらない。いい車を買ったり、いい女を抱いたりしても不安は全くなくならない。ガソリンを飲んでいるのと同じ。飲み物が違うからいつまでたっても不安」だと言っていた。全くそう思う。異性とか知識じゃ誤魔化せない不安がある。

 「不幸でなければ創作はできない」と最近よく聞くが「飢えていないと食べ物が欲しくない」だけだ。
 もちろん満腹で成功する人もいると思うが、個人的に観測したことがないし、稀な気がする。

 ハングリー精神は不幸だと思う。だからジョブズは禅に傾倒したのかな。飢えている精神というのはどう考えても不健全だ。清く澄んでいて、満ち足りた精神が欲しい。お腹いっぱいの方がいい

勉強したいのでお願いします