『カランコエの花』
昨日、アップリンク渋谷にて『カランコエの花』という作品を見てきました。
正直どこから書いていいか分からなくなるほど帰り道いろいろ考えたんだけど、とりあえずネタバレなしで軽い感想をぐちゃぐちゃ書いてみたいと思います。
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いつごろだったか覚えてないけど、Twitterで宣伝を見かけたときから『カランコエの花』はずっと観に行きたかった作品。
でも就活で落ち着かないから観に行けない…って感じで、気がついたら8月。
つい数日前に再延長が決定していた(おめでとうございます)けど、9月初週も行けないから私にとっては昨日がラストチャンスでした。
まず最初に言いたいのは、ほんとうに観れて良かったなと。
そして、出演者の方のアフタートークも聞けて。
家に辿り着くまでの帰り道に涙を引っ込め切れなかった作品はこれが初めてです。
あとね、すごく個人的な点でいえば、偶然にも昨日は初めて革靴履いてナベシャツを着て出かけた日でもあったってこと。
そんな日に観に行けて、なんか記念みたいだなって。
何のかは分からないけど。
さて、当の作品について。
『カランコエの花』は今田美桜さん演じる月乃(つきちゃん)の視点を中心にストーリーが展開しますが、そんな中でクラスメイトたちの感情が静かに見え隠れする、そんな印象を受けました。
※詳しいあらすじやキャストについては公式サイトでご覧ください
一番印象的だったのはやっぱりエンドロール。
それまでやや仄暗い?淡々とした?雰囲気で進んでいた後のあれは刺さるよ。
上映後、出演者の方と少しだけお話できたのですが、あまりにも感情が揺さぶられすぎてまともに喋ることも出来ずご迷惑をおかけしました。
そして個人的に共感できたシーンがいくつか。
帰り道もずっとシーンの端々を思い返しては考えて、いろんな感情が湧いてきて、なんかよく分かんないけど泣きたくなって、 涙目で電車乗る羽目になった。
この作品を冷静に観れるほど達観していないので、この映画が良いかどうかとかはっきりした評価はできない(言い方おこがましいな)けど、いろんな人に観てほしい。
LGBTとか興味ないって人にもできたら観てほしいし、むしろ一番観てほしい。
その人たちにどうやったら届くかな。
Amazon Primeとかで観れるようにならないかな。
DVD化しないかな。
クラウドファンディングとかやるなら、経済力ないから微々たるものだけどなんらか支援したいな。
とりあえず。
一度でいいから観てほしい作品です。