2021年、松浦亜弥にどハマりした男
映画「あの頃。」を観てから、松浦亜弥の動画リピートが泣いても泣いても止まらない。
文章内に「LOVE涙色」の歌詞ぶちこんじゃうぐらいにはハマっている。
「あの頃。」がいい映画だった、ということ以上に松浦亜弥そのものにハマりつつある自分がいて怖い。今令和だよ。2021年だよ。
あややがブレイクしていた頃僕は小学校高学年から中学生ぐらいだったけど、その時は「かわいい」ぐらいで特にそこまでは意識してなかった気がする。
それでも代表曲は全部歌えるぐらい知ってるのって、今考えたらめちゃくちゃすごい。それぐらい時代に浸透してるアイドルだったのだ。
2021年現在、女性のソロアイドルがほぼ絶滅したことで松浦亜弥の凄さが余計に際立つ。
この映像の放送当時、松浦亜弥は若干15歳。
紅白歌合戦初出場・トップバッター時のパフォーマンスである。
いやいや、どんな強心臓してるんだよ。
当時は何も思わなかったけど、今観たら全然緊張もしてないし歌うまいしかわいいし…どうなってんだこれ。
で、この動画でまた僕は度肝を抜かれる。
シンプルに歌うま!!
この歌、思ったより口ずさむことが難しい。多分音が取りにくいのだ。
しかしあややはダンスに合わせて一切苦にする様子なくこの曲を歌い切っている。
こんなうまく歌われたらセクシーかキュートかどっちが好きかなんて決めようがない。
当時は気付かなかったけど、声質自体低めで落ち着いてるんだよね。だからこそ色んな曲を歌いこなせるし自分の世界観を築きやすいのかもしれない。
おまけに訳のわからん変な衣装なのにかわいい。
あややのオーラが、意味不明な衣装までかわいくしてしまっている。
着こなすというよりは、着ている側のあややの魅力が衣裳まで引き上げてしまっているのだ。
そして何よりも凄まじいのは歌詞を表現する力。
語尾に(笑)とか(泣)とか、多分誰が歌ってもサムくなるやつだ。
しかし、あややはこの()内の感情も歌唱と表情でしっかり表現。
笑いに走らず、しっかりアイドルとして"かわいい"のラインを突いている。
このセンスは天性のものと言っても過言ではないだろう。
「YEAH!めっちゃホリディ」のサビ前における
i@yume../(アイユメドットドットスラッシュ)
みたいな歌詞を自然に歌いこなせる人はこの人しか世界にいない気がする。
31歳、2021年になってあややにハマってしまった。人生何がきっかけで何にハマるかわからないものだ。
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