「ワイルド・スピード」シリーズ、11作で完結
「ワイルド・スピード」シリーズが11作目を持って完結するそうだ。
考えたら、メインキャストが変わることなく11作も続いているシリーズって洋画史上最長なんじゃないか。
「007」は途中でキャスト交代するし、「ミッション:インポッシブル」は全8作の予定だし。
途中主人公の一人を演じたポール・ウォーカーの逝去やヴィン・ディーゼルとドウェイン・ジョンソンの不仲、ミシェル・ロドリゲスが降板を示唆する等色々あったけど、よくここまで続いたもんだ。
興行面・作品の評価でも「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」(2006)は地に落ちていたし。
前述の4人に加えてシリーズ途中からはジェイソン・ステイサムにルーク・エヴァンズ、カート・ラッセルやシャーリーズ・セロンなど錚々たるメンバーもキャストに追加された。
この映画史上稀に見る超豪華キャストであれば、おそらくワンシーンを撮るためのスケジュール調整にもかなり苦心したはず。
現時点での最高傑作はポール・ウォーカーの遺作となった7作目「ワイルド・スピード SKY MISSION」(2015)だが、残り3作でこれを超える作品を作れるか。
頑張らないとファンに「7作目で終わっておくべきだった」ってずっと言われかねないしね。
中国では「スター・ウォーズ」より人気あるから世界興行でコケることはまずないし、しっかり完結させてほしい。
ちなみにこのシリーズ、原題は「The Fast and the Furious」なんですよね。
比べると「ワイルド・スピード」って邦題は超ダサいけど、このダサさが意外と作品に合ってるからこそ日本でここまで浸透した気がしないでもない。
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