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クリームパンの新たな一面を知った


私はシュークリームが好きで、パンは毎日食べたいくらい好きだ。しかし、クリームパンはあまり食べない。


食事にスイーツすぎるパンを選ぶのに躊躇しがちというのも大きい。しかしそれ以外にも、あくまでもパンなのでクリームの存在感がどうしても薄めになるとか(クリームは頬張りたい)、生クリームかカスタードのどちらかしか入っていないことが多いとか、やはりクリームパンはクリームパンであって、シュークリームではないのだ。




しかし先日食べたクリームパンが、これまで抱いていたクリームパンのイメージをガラッと変えた。私の中でのシュークリームとクリームパンのパワーバランスに変化を与え、さらに「食事として堂々と食べられるシュークリーム」として、パン全体の中でも一目置かれる存在となったのである。


この言い方だと、クリームパンがシュークリームに思いっきり迎合しているようだが、そうではない。シュークリームに求める要素がありつつ、パン生地だから出せる美味しさがあるという良いとこ取りなパンなのだ。単刀直入に言うと、ファンです!


まずクリームだが、これが大歓喜のダブルクリーム仕様。さらに、パンがオーソドックスなグローブ形ではなく丸っこいので、クリームの含有量がシュークリーム並なのだ。なのにクドさがなく、テクスチャーも非常になめらか。2つのクリームが口の中で混ざり合い、どっちの味かわからないけど何にせよ美味しい。

そしてそれを包み込むパンは、良い意味で主張してこない。つまりクリームを上手に立ててくれているのだ。しかし、歯切れの良いしっとりした食感がクリームや舌に馴染み、この三位一体はシュー生地よりも高いのではとさえ思わせる力があった。


パンだからこそ出せるこの瑞々しさは強いぞ……と、クリームパンが持つポテンシャルの高さを思い知った。しかし、これまで食べていなかっただけで、私の中のクリームパン像のアップデートを怠っていただけなのかもしれない。そうだとすると、クリームパンには申し訳ないことをしたな……。




今後は、「『パン』って名前に入っているから食事である」という言葉を胸に、積極的にクリームパンも選んでいきたい。









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