古びた日記のようなもの【詩】
空と宙の境界線は
プラスチックの溝からできていて
ぐにゃりと曲がりながら動く世界を
寸分たがわぬ動きで覆っているらしい
形が歪むたびに
キラリキラリと反射する透明な可塑物
空から宙も
宙から空も
ギリギリのところで見えないんだとか
そんな話が今朝の郵便受けに入っていて
色褪せた極薄の紙々が続きを待ち受けている
私に差し出すつもりも無かっただろう書き手は
この未踏地の秒読みすらしてしまいそうだ
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