黒猫のチョコはいかが?
猫好き・チョコ好き・缶好きにはたまらない商品を、やっとゲットすることができた。わーいわーい!
こちら、チョコレートブランド「CACAOCAT」から販売されているチョコレート缶である。
パッケージに載っているのは、アーティストの木野聡子さんが飼われている黒猫「ジュウハン」氏。
首輪は木野さんの作品で、他にも貴族がつけるような本気のエリザベスカラーやマハラジャ首輪などものすごくカッコいい首輪を多数制作されている。
実は、知ったのはチョコよりもジュウハン氏のほうが先で、インスタグラムでたまたま発見したとき「なんだこの可愛い猫ちゃんとカッコいい首輪は!?」と衝撃を受けたものである。
それからほどなくしてチョコブランドとのコラボのお知らせが舞い込んできた。欲しい!と思ったのだが初耳のブランド。つまり、おそらく近場にない。
「CACAOCAT」という名前といい、雰囲気といい、きっと東京のお店なんだろうな……と諦めていたのである。
しかし、そんなシャレオツ(死語?)なブランドがなんと地元にもやってきていたのだ。実店舗ではなく催事や雑貨屋さんなどでの取り扱いなので期間限定なのかもしれないが、それでも十分。
ちょうどホワイトデー付近にもいてくれていたので、今年はこれでお願いしますと指定させてもらったのだった。
中にはキャンディのような形のチョコが8つ入っている。
この形のチョコをメインで販売しているお店だそうで、その種類はなんと30種類にものぼるらしい。チョコ界のサーティワンですね(?)。
チョコには猫の爪あとが付いており、これは「おいしさの証」で「自由でわがままな猫でさえこのチョコレートで虜にしたい」という思いがこめられているのだそう。
確かにこれは猫も虜になるわ……と思った。なんせ、ものすごく香りがいいのだ。
包み紙を開けたときから、鼻を近づけるまでもなくチョコの甘く芳醇な香りが漂う。やや大きめなサイズ感も相まって、口に運ぶまでのワクワク感がすごい。
大きいのともったいないのとで、半分ずつ2口で食べようとしたのだが、中にクリーム(とろとろはしていない)が詰まっている構造上、上半分のチョコと球体クリームがすべて口の中に持っていかれ、手元に残ったのは下半分のチョコだけになってしまった。半分にするには、もっとちゃんと噛まないといけないっぽい。
しかし、この「ほぼ一口」のおかげで口の中いっぱいにチョコが広がり、分厚いチョコとクリームを噛むという幸福な状態が生み出された。最後にチョコ部分だけを名残惜しい気持ちでゆっくり食べるのも乙なものである。
今も指先に甘い香りが残っており、ずっと鼻に指を置いておきたい衝動にかられながらキーボードを叩いている。
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これを書くにあたって判明したことがあるのだが、CACAOCATはなんと新千歳空港お土産売り場発のブランドだった。そして製造も北海道。めちゃくちゃ地元やないかい!
ちなみに東京には白金台に1号店が2年前にオープンしているほか、高尾にもあるそう。1号店が白金台ってすごいな……。
カフェも併設されていて、チョコケーキが美味しそうだった。
まだ召し上がったことがないかたは、ぜひお試しを。
私のは中身確定版だが、量り売りもやっているので好きなフレーバーを選べますよ!