バターパンって帽子パンの仲間ですよね？

本当は、「バターパンもミルククリームも好きな私でも、それが合わさると苦手なのかもしれない」という話をしたかったのです。

しかし、バターパンと言って想像するパンが、今読んでくださっているあなたと違っている気がしてならないのです。

というのも、私が幼少の頃から「バターパン」が好きなことを知っていた母でさえ、この言葉で連想するパンは違うものだったからです。先日話をしていて何だか嚙み合わないと思ったら、母にとって「バターパン」は、バターロールと同義だったという衝撃の事実が判明しました。

……しかし、母の方が大多数なのではないでしょうか。私の「バターパン」は、『そういう商品名でやっているお店もあるから間違いではない！』と反論もできますが、通じにくい時点で心が折れかかってしまっています。


私的「バターパン」は、①上部にクッキー生地が被さっているコッペパンが水平に半分に切られ、②その中に砂糖入りの柔らかいバターが薄く塗られている、といった代物です。Googleで画像検索しても全然出てこなくて悲しくなっていますが、地元密着型のパン屋さんではそこそこ作られているイメージがあります。

昔から好きなものは、以前この話書いたっけ？ と不安になるのですが（書いていたら教えてください！）、バターパンに関しては書いていたとしても、そのときはイメージの共有が読者の方々とできていたのかすら心配になります。

ちゃんと説明していたかしら……と、いるのかわからない過去の自分に思いを馳せてしまうより、まさに今、イメージを共有できていることを願うことにします。