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『第二のシリコンバレーをつくる方法』

現実的にはシリコンバレーをつくるのに80年以上掛かっている。数年あればもう一つ位つくれると考えている政治家は楽観的過ぎる。シリコンバレー建設のマスタプランというのは存在しなかった。求められるのは、勤勉、幸運、欲望、思わぬ発見などであり、計画立案ではない。実際の話、シリコンバレーは多分計画がなかったから上手くいったと言われている。

<自力ではどうにもならない条件>
●環境が素晴らしい(但しゴージャスではない)
●住宅価格が高い
●都会と人混みがある(但し過密ではない)
●多国籍企業が少ない(特に金融関係)
●命を脅かす敵がいる

<自力でどうにかなる条件>
●エンジニアの教育を重視する
●移民を奨励する
●できがよい若者をシリコンバレーに送り込む
●ヒーローをたたえる
●失敗を大目に見る
●論理的になる
●すぐに得意にならない
●辛抱強くなる

<自力でどうにかしてはならないこと>
●「雇用の創出」を重視しない
●特別税控除を実施しない
●ベンチャーキャピタルファンドを創設しない

<おまけ>
●シリコンバレーの再生に留まらない高い目標を持つ
●シリコンバレーに目にも見せるくらいの意気込みでなければならない。
●シリコンバレーが真似をするくらいになってこそ本物

Ref. https://lnkd.in/fCrtrU8

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