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5教科学力の伸び方

今回は5教科国数英理社の学力の伸び方を解説したいと思います!

保護者の皆様、お子さんはどの教科が苦手ですか?



あ!私は元とある学習塾の校長を務めていました。

受験生の皆さんや保護者の方には毎日のように電話やメール、面談の形で家庭学習のお悩みに応えて参りました。


時には500名ほどの受験生、保護者の方を目の前にセミナーを担当させていただいたこともあります。

お話させていただいた中でも1番反響の良かったネタをここで放出します!!



もはや塾講師ではないですし、会社から得た情報ではなく、自分なりに統計をとって得た結論ですのでご安心を!w


かる〜く聞いてください^ ^


あ!画期的な勉強法〜みたいなお話ではないです。
世にはいろんな情報があふれてますが、自分は正直最後はガッツやで!

と思ってます!!!


実はそうですよね?塾講師の皆様方?笑


でも、各教科、時間のかけ方は正しく知るべきです。

だって早く終わって遊ぶ時間作りたいですよね?

ズルくやりましょうよ、人間だもの笑


ということで!

まずは簡単な【社会】

これはですね、勉強時間に正比例して学力伸びます。

10問くらいの小テストで顕著に出ますねー。

あ、こいつ怠けたわ。

お、ちゃんとやってきたな^ ^

これだけ!

この科目ほど勉強法うんぬんで差がつかない科目はないでしょうね。

まぁ、漢字が苦手で覚えるのに時間かかる〜くらいの差でしょう。

ちゃんと勉強してください!

興味がないなら世のおもしろーい解説してくれる授業動画を検索!

はい、以上!


続きまして【数学】

この科目は、できた!どんどんできるぞ!ぐわぁ、意味わからんーーー!もうやめたいー!ん、待てよ、できた!どんどんできるぞ!……この繰り返し。

この科目は諦めない心=ガッツが1番必要な科目ですね。

はじめは悩む時間が無駄すぎる…と考えがちで、解説読んで解き直して満足して、次の日もう解けないぜ!

の人、多いですよね?

今の入試問題って多角的な思考問題の配分が多くなりがち。文科省がうんぬんかんぬん…のおかげで笑

つまり、数学の力を効率よくつけるには、まず解説は読まないぞーというガッツ!

けど、ただわからないなーーと思考停止したまま時間かけるのは無意味。


自分が持ってる武器(基礎)全部使って倒せなかったら(解けなかったら)、仕方なくアイテム(解説)使う。

※ホントは解説よりも、だれか友達の数学マスターに教えてもらったほうが発想を盗めると思います。

という意識で、アイテムなしで倒せるようになるまで繰り返し解いてください。

数学はRPGのボス攻略戦!

以上!


続きまして【理科】

これは簡単に言うと社会と数学のハイブリッド!

やたら問題文長いんですよねー。

やれ、理科は読解力が〜とかいう記事はよく見るんですけど、生徒に読解力をつけなさいって言っても、はぁ??って感じですよね。

この科目はまず知識を大切にしてください。

正確な知識の土台があって、計算の意味が分かります。

理科の苦手な子って計算の意味がわからないままなんとなくできたって感じで勉強進めるんですよ。

だから本番でちょっと読んだことない表現が出てくる長文の問題でパニクるんですよね。

理科で得点できる子って、実はそんなに問題文読んでなくて、あーこの実験ね!あーこの数字はっけーん!はい終わり〜みたいな感覚でかる〜く解いてます。

その差は知識をしっかり理解してるかどうか。

問題を解くために必要な情報って問題文のごく一部です。

ですから理科はまず知識を図や言葉で説明できるくらいしっかり理解してください。

この科目は実は正しく勉強すれば、かけた時間に対して二次関数のように学力が上がります。

なんで?が口癖のような子達が、とにかく理科に強かったイメージです。

意味不明なままごまかして進めなければ、最も短時間で高得点をキープできる科目です。

続きまして【国語】

この科目は面白いですよー。平均よりちょい上レベルまでの学力はみんなどんな勉強の仕方をしても到達するんですよ。

※たまに国語なんていつも全く勉強してないけどなんか点数とれる!って人います。この人たちの正体は後ほど解説します^ ^

あ!国語は定期テストと入試対策で勉強方法が全然違いますので、今回は入試対策の方です!


この科目はあるラインを境に、時間をかけたのに急にガクッと得点できなくなる子と、そのままトップレベルまで得点キープできる子に分かれます。


この差は、過剰な自信のせい。


国語はできるわーと自負してる子が本気出して国語勉強したら得点できなくなるのはよくある話で、変な読み方しちゃうんです。

どこかで消去法のテクニックでも聞いたのでしょうか?

行間を読むーとか実はこうじゃないのでは??とか深読みしだすんです。

その結果、問題作成者の術中にはまって、嘘でしょ?ってくらい得点できなくなる。

解説読んでさらに悩み苦しむ…

国語は、ちょっと冷めた態度で、

「は?こう書いてあるんだからこうに決まってんじゃん!」

の意識でいつも解いて下さい。

仮に間違えても、解いた理由が明確なので解説読んで納得できるんですよねー。

「ああ、確かにそう書いてあるわな」

と思える、いわゆる単純な思考の子が国語は強い!

最後に【英語】

この科目こそ最も時間がかかる科目。

とにかく毎日単語や文章に触れることが大切です。

サボっても急速にできなくなる科目ではないのですが、急速にできるようになる科目でもありません。

世の中に勉強法が溢れかえっているので、そこには触れませんが、とにかくインプットとアウトプットの頻度が得点に結びつく科目です。

平均より得点できない子は、超基礎が理解できてない子ばかり。中1で学ぶ文法は人に説明できるくらい深く理解するところから始めて下さい。

私は英語に苦手意識はありませんでしたし、スランプに陥ったことはありませんが、外国人と話すなど特別なことをしていたわけでもありません。

ただ、反復練習が苦にならないタイプだっただけです。

単語の暗記だけで10時間費やしたこともよくありました笑

そのうちに英文も目に入っていたんでしょうね。

問題を解く時は、自分の違和感と単語力に頼ってただけです!笑

そんなことありませんか?

英語が得点できる皆様。



以上、色々思い出しながらつらつら書き殴ったので読みにくく申し訳ありません。

偉そうなこと書いてますけど、塾の講師にできることは、生徒のモチベーション管理だけです。

うぉ!すげぇ!そんな勉強したの!?
将来が楽しみだわ〜!
かっこよくて惚れたからみんなに紹介していい?

とか、彼ら生徒を対等な大人として尊敬してました。

私の感覚では、「褒める」ではないです。

「尊敬する」です。

特に中学生って、尊敬してた大人や教師に、逆に尊敬されると急に成長するんですよね。

もちろん、自分は彼らに、「やっぱり敵わないな」と毎回思わせる授業を準備してました。

どや!!

みたいな笑


がんばれ!とかはあまり必要ない言葉かなと思います。

子どもたちは、そんなことわかってますから!笑





さ、サポート??マジですか? ありがとうございます!!!!