IELTSとは 上 各英語試験の比較
皆様、お疲れ様です。
ザコです。初めましての方はザコのnoteマップも読んでみてください。
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今記事と次記事では、ザコも受験したIELTSについて紹介します。
今回は英検、TOEIC、IELTS・TOEFL各英語試験の比較をします。
英検
初めに、皆様もご存じ英検について紹介していきます。
ザコも中学、高校と受けさせられました。
正式名称は実用英語技能検定となります。
英検は級別にテストを受けることとなります。また、reading、listening、writing、speakingのいわゆる四技能が出題されます。
級毎の目安も英検のホームページに記載されていました(以下図参照)。
正規検定料 (https://www.eiken.or.jp/eiken/schedule/group/fees/)
1級 11,800円、 準1級 9,800円、 2級 8,400円、 3級 6,400円、
4級 4,500円 5級 3,900円
英検ウェブサイト:
TOEIC
英検と同じく、TOEICも広く知られています。「Test Of English for International Communication」の略称です。
「TOEIC®Listening & Reading Test(以下TOEIC L&R)」、「TOEIC®Speaking & Writing Tests」、「TOEIC®Speaking Test」、「TOEIC Bridge®Listening & Reading Tests」、「TOEIC Bridge®Speaking & Writing Tests」の5つの試験があります。一般的に受けられているのが「TOEIC L&R」だと思われます。ザコも受けたことはないですが、問題を解いたことはあります。
TOEICは級が設けられているわけではなく、受験者全員同じ問題を受けることになります。「TOEIC L&R」の満点は990点となります。以下の表は点数別のレベル感を表しています。
検定料 (https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/flow.html)
TOEIC®L&R 7810円
TOEICウェブサイト:
IELTS・TOEFL
IELTS、TOEFLは聞きなじみがない試験かもしれません。
どちらも似たような試験となりますので、まとめて紹介させていただきます。それぞれの正式名称は、IELTSが「International English Language Testing System」、TOEFLが「Test of English as a Foreign Language」です。
どちらも国際的な英語試験ですが、日本での知名度はまだまだです。ザコも、留学に必要と分かるまで知りませんでした。大学留学などをする際に、英語力の証明としてIELTS、TOEFLで一定以上のスコアの取得を求められることが多いです。
IELTS、TOEFLはどちらもreading、listening、writing、speakingの四技能を測ります。試験様式の違いとして、次の二つがあります。speakingはIELTSが対面で、TOEFLが録音形式となります。また、IELTSは紙ベース、コンピューターベースでも受けれる一方、TOEFLはコンピューターベースのみとなります。
IELTS、TOEFLともに、TOEIC のように受験者は同じテストを受けます。
IELTSは0から9段階の評価で、0.5刻みでトータルスコアが出ます。
TOEFL(TOEFL ibt)のトータルスコアは120点満点となります。
以下はそれぞれのスコアの目安となります(上IELTS、下TOEFL)。
検定料
IELTS(https://ieltsjp.com/japan/about/test-guide/test-fee)
25,000~27,500円(試験方式やテストセンターによって異なります)
TOEFL ibt (https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/toefl_ibt/advantages.html)US$245 (2023年6月 約34,000円)
IELTSウェブサイト:
TOEFLウェブサイト:
4つの英語試験の有用性と有効性の比較
以下は各試験のスコア換算表となります。
この表を見ると、TOEFL 、IELTSは英検、TOEICより高い英語力を測ることができます。また、TOEIC® L&Rに関しては、readingとlisteningのみの試験となります。なので、仮に990点持っている人でも、writing、speakingをしてこなかった方は、他の試験を受けても換算表通りの結果は出ないと思います。そのため、TOEICは真の英語力を測るという点で他のテストより劣ると考えられます。
そして、留学する際などは、先述した通り、IELTS、TOEFLが他試験に比べ圧倒的に有効です。留学会社にも以下のように書かれています。
また、各試験の開催頻度に関しましては、TOEFL、IELTSが月に2回以上あるのに対して、TOEICは月に1回、英検に至っては年に3回となってしまいます。資格取得という面では、開催頻度も重要ですよね。
参考:大学受験ハッカー
https://daigaku-juken-hacker.net/column/4skills-frequency
ザコがおすすめする試験
ザコとしては、IELTSをおすすめします。理由は、試験の汎用性が高く、試験形式としても、英語力を測るのに一番適しているからです。また、TOEFLも同じ感じなのでおすすめなのですが、ザコ自身が受けていないのと、いろいろと欠点もあるみたいなんです(いつかnoteりたいと思います)。この二つの試験は、英語力の証明として国際的に使えるので、留学や海外で働きたい方はぜひ受けていただきたいです。しかし、どちらも検定料がかなり高いものなので、日常的に受けたりするのには向かないと思われます(ザコも一回しか受けていません)。
一方、英検やTOEICは、これらに比べて手頃なので受験しやすいです。しかし、汎用性が低いため、英語力の証明としては微妙という感じです。ただ、英語力を測るだけでしたら、英検はとてもいい試験だと思います。一方、TOEIC®L&Rはwriting、speaking力の証明ができないので、あまりおすすめできないです。少し厳しく言いますが、writing、speakingを勉強したくなくて、TOEICの点数だけで英語できますよアピールをするのにはいいじゃないんでしょうか。
最後に
今記事では、各英語試験を比較してきました。
次記事では、ザコがおすすめするIELTSについて詳しくnoteります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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