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20061116 クリスマス電飾

 ちらほらと巷では電球などで軒先を飾る家$${^{*1}}$$が現れてきた。夜になると光らせている。ここ数年、クリスマス$${^{*2}}$$が近づくとこういった家が増えてくる。飾る電球の数はまちまちで、中には公共施設のような飾り方をしている家もある。

 どういった目的でこういう装飾を施すかというと、小さな子供を喜ばすため、浮かれ気分を表現するためなど色々だろう。それにしてもこの風潮はどうかと思う。

 自分の金を使って、しかも他人に迷惑は一切掛けてない、それより道行く人が楽しんでいるではないか、と言いたげである。電気が勿体ないのである。いくら消費電力の少ない発光ダイオード$${^{*3}}$$を使っていると言っても数が多くなれば消費する電力も馬鹿にならない。待機電力さえも削減$${^{*4}}$$するという昨今の風潮なのに一体どういうつもりなのか。エネルギー資源は有限であり、世代を越えた共通の財産なので無駄遣いは慎まないといけない。

 特に小さい子供がいる家庭は、喜ぶからと言って子供が将来使うエネルギーの一部を大して意味のない電球飾りで消費してしまうのは本末転倒である。かと言って、節約節約ばかりでは楽しくない。ではどうすればいいか。

 電球の消費電力分を家庭内で節約すればいい。そうすれば無駄は小さい。電球を点けている時はテレビジョン受像機の電源を切るとか、家の中の照明を全部消すとかして帳尻を合わせる。こうすれば、子供にエネルギーは有限であると言うことを理解させることもできる。

*1 @nifty:デイリーポータルZ:浮かれ電飾を鑑賞する
*2 20051224 microKORG(2)
*3 20050216 節電ナツメ球(8)
*4 オール電化|クレストホーム|待機電力を削減

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