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20061207 テレビジョン受像機の消費電力

 先々月にパソコンとその周辺機器の消費電力を計った$${^{*1}}$$。その結果、一日中電源が入りっぱなしの冷蔵庫と同じ程度の電力を消費$${^{*2}}$$していることが判った。

 今回はテレビジョン受像機関連の電力消費量を計ってみた。コンセントにはテレビジョン受像機$${^{*3}}$$とDVD再生機とがつながっている。ビデオ録画再生機はつながっていない。先々月に壊れて$${^{*4}}$$そのままである。$${352}$$時間で$${39.9kWh}$$だった。一時間当たり$${0.113kWh}$$、一日当たり$${2.7kWh}$$になる。冷蔵庫が$${1.8kWh}$$、パソコンが$${2.0kWh}$$だからテレビジョンが一番多い。

 受像機の説明書に記載されている消費電力は$${110W}$$である。二十四時間点けっぱなしでも$${2.6kWh}$$にしかならない。電力計を接続したコンセントへ一時的に掃除機などを接続していたので増えることは間違いないが、それにしても大きくずれている。とはいっても説明書に書かれている値を算出した時と同じ条件で使っているわけではないだろうから多少はずれてくるはずだ。それに家での一連の測定では全て同じ電力計$${^{*5}}$$を使用しているので、その電力計の測定値そのものがおかしくても相対的な比較においては大体正しいだろう。

 待機電力の節約するためにスイッチ付きの延長配線$${^{*6}}$$を使ってこまめに消しているが、殆ど意味がないような気がしてきた。テレビジョン受像機の説明書によると待機電力は使用時のそれの$${1/100}$$程度らしい。一日当たりの視聴時間が$${8}$$時間だとすると待機時間は$${16}$$時間、この$${16}$$時間分の節約を視聴時間に換算するとたった一分半程度である。これならばテレビジョンを見る時間を少しでも短くした方がいい。一番駄目な使い方は、観るとも観ないとも言えない状態でただ何となく電源を入れることである。我が家ではこういった使い方は殆どしていないが、一日中点けっぱなしの冷蔵庫よりも電気を喰っている結果となった。

 現時点では待機電力など問題ではなく$${^{*7}}$$、本来の使い方に問題があることに気付いた。テレビジョン受像機を視聴時間を二割程度削減することが必要である。

*1 20061022 パソコンの消費電力
*2 20060427 電力計
*3 20061002 テレビジョン受像機の水洗い(4)
*4 20061007 ビデオの故障
*5 エコワット
*6 雷ガード 電源タップ by hokuritu
*7 待機電力調査結果

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