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20060620 冷や飯の食べ方

 ずっと「冷や飯は電子レンジで温めて食べるもの」と思ってきたが、資源の枯渇など$${^{*1}}$$を考えると単に飯を温めるだけで電気を消費するのは何か勿体ないような気がしてきた。調理をする場合は、食材を加工するために熱を使うことにある程度必然性があるといってもいいが、冷や飯を温めるのはあまり意味がない。飯粒を食べるなら温めた方がましだ、という理由しかない。温めても炊きたてには戻らないので、気分だけの問題だ。ならば冷えたまま食べた方が、無駄がない。

 お茶漬け$${^{*2}}$$のために火を使うのはどうか。電気だろうが他の燃料だろうが資源の枯渇という観点からすれば、お茶漬けにして食べるのも電子レンジで温めて食べるのも同じ事だから意味がないような気がするが、お茶漬けは調理に近いので別と考えるべきだろう。

 幼少の頃、読んだ漫画に「炊きたての冷や飯」というのが出てきた。相当古い漫画である。当時でも古い本だなぁと思いながら読んでいた。東海道中膝栗毛$${^{*3}}$$を漫画化したものだった。弥次郎兵衛と喜多八とが泊まろうとした旅籠でどんなものが食べられるのか尋ねると、「炊きたての冷や飯」が出せるという。炊きたてのご飯に水をぶっかけたものだった。

*1 20051111 地球をA温めるもの(2)
*2 米料理・お茶漬け
*3 「東海道中膝栗毛」って、どんな本なのですか?

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