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ジェダイ男子、愛の告白をする
ラジオを聴くのが好きだ。ジェダイ男子と思わしきリスナーから告白の仕方や告白のタイミングについての相談があるといつもモヤモヤ してしまう。
ないよ、告白のタイミングなんて。日本人くくりはあまり好きじゃないけど、好意がある人にいきなり契約を突きつけるのは日本だけの特殊な習慣だ。
もっと曖昧な期間がつづくのが自然だし楽しいと思う。付き合うための告白
って80年代以降の習慣のような気がする。大正、昭和初
思いついた漫画のネタ「夢でしか行ったことのないスナック」
夢でしか行ったことのないスナックを見つけた。出張先の打ち合わせを終えて町外れを歩いていた。寒空の下の色の濃い海とやっぱり寒空を反射したような草原が広がっている。ポツリと建っている二階建ての飲み屋の看板がでている。こんなところにあったのか。「スナックターバン日本海支店」。ピンク色にモスグリーンの看板。何度も夢で見たものだ。断っておくが、「夢にまで見た」ではない。「夢で見たことがある」のである。夢
〜も知らないで語るな厨
先日川田十夢さんのFM番組「the hang out」の漫画特集にて私の漫画を紹介していただいた。
視聴者から次々に漫画が紹介されるのだが、当然のことながら川田さんも全部を知っているわけではない。それに対して「漫画をたいして読んでいないのに語るな」的なツィートがあったようでそれを話題にされていた。
私はこういう「〜も知らないで語るな厨」発言を学生時代はよく聞いたものだ。「『美少年』もしらないの
コンピューターおばあちゃん
先日祖母が亡くなった。私が生まれて初めて読んだ漫画はドラえもんなのだが、てんとう虫コミックスの1巻を「これがいま流行っているみたいだから」と買ってきてくれた祖母だ。
祖母は大変な新しもの好きで、いつ遊びにいっても最新の家電が置いてあった。
機械操作も得意な人だったので、90過ぎてもパソコンを使いこないしていた。私が自宅のパソコン当てのメールアドレスに写真を送ると自分で印刷しては「ちょっ
ユースカドースカ(同人誌感想)
どーすか。ユースカ。
私が参加している同人誌のユースカ最新号が発売になりました。ということでその4号の感想を書く。本当は会ったことがある人が描いている事実とか、そういうの嫉妬するし、一方で一緒に載っているの嬉しいし、すごくモヤモヤする。そういう状況のため、純粋な読者になりきれていない。しかしその分を差し引いてもかなり密度の濃い本になっていると思う。以下ほぼすべての作家に言いたいことをいう!全部
球子は小学校美術教師のスター
片岡球子は以前から苦手意識があったのだが、知人の勧めもあり、竹芝の東京近代美術館に見に行くことにした。結論から言う。展示はすごく良かった。とくに「《幻想》 1961」は素晴らしかった。
しかし彼女の絵をたくさん見ているとなんとも、、こう、、、ぬぐいきれないある思いが、、、、なんというか非常に安っぽい言い方で書きづらいのだが、、、全体的に「○○年度卒業生作品」を連想する。小学校や中学校で見た、
黒電話とキックボード。
今日、コミティアにいくのにキックボードで行くか悩んだがやめた。2000年頃のブームから15年、駅から遠いところに行くのが便利でしつこく乗っていたのだがそろそろ潮時かもしれない。「それで家から来たんですか!?」と聞かれるのに飽き飽きしたからだ。「もちろん家から来たけど電車にも乗ったよ。まてよ、そうしてみるとそもそも誰しも人は家からくるものじゃないか?もし誰かがどこかにいったとして大抵はそれで家から来
もっとみる有名になれずに死にたくない病。
有名になって死にたい。有名になれずにになれないくらないなら死んでしまいたい。これは「健康のためなら死んでもいい」という話に似ている。たまたま何か残せそうだからそうなったのか、単純に絵を描きたい衝動からきているのか分からなくてひどくモヤモヤする。少なくとも私は純粋なる芸術を求めているアウトサイダーアーティストではなさそうな気がする。自分がなにも残さないサラリーマンになってしまう不安に毎日かられて
私の話を聞いてほしい。
私の話を聞いてほしい。先日ユースカメンバーなどと飲んでいた際に、酔っ払った座二郎がいつものように気持ち良く喋っていると、谷口菜津子に「座二郎さんは本当に自分の話にもっていくのうまいですよね〜」と馬鹿にされ、腹も立ったが本当にその通りだと思った。基本的に飲み会では「いつ自分の話をしていい順番が回ってくるか?」ということしか考えていない気がする。だから私の話を聞いてほしい。どうも140字では収まら