我輩は便秘気味である
我輩は便秘気味である。
名前はまだない。
かの文豪、夏目漱石もこんな始まりでパクられたらさすがに品性を疑うと突っ込むのだろうか。お怒りですか、漱石先生。
私も含めて、こういう媒体に何かを記している人たちは
基本便秘気味なのではないかと思っている。
先ほどから便秘便秘と、何も汚い話ではない。
何かしらの手段・方法で自分のうちに思っていること、秘めていることを発露しなければ、モヤモヤが晴れないのである。
それを「便秘」と、我々の業界では言っている。ただそれだけのことなのである。
先日、簡単な方法でできるアンガーマネジメントというものをラジオで聴いた。
怒りの感情を紙に書き起こし、それを破り捨てるらしい。
嫌なものが目の前からなくなるというのが、心理的に良いのだそう。
次は、SNSの下書きなどで同様の効果が出るかどうかを実験するらしい。
人間、怒りの感情が湧いた時、6秒我慢すると良い。なんてことを言うが、モヤモヤが貯まったまま、6秒我慢しても収まらない場合も多々ある。
文字に起こすことは自分の思考の整理術の1つ。
日々、便秘気味な私も、少し気持ちは理解できるような気がする。
文字に起こす、声を発する。
思っていることを口に出す。
それは、手段・方法を問わず、感情をコントロールする手法としての「発露」は、人間が生きていく上で、必要不可欠なものなのだと思う。
と、今日も今日とて、便秘気味かつ胃のもたれを抱える私である。
ああ、太田胃散。太田胃散。
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