人生の時間

人生の時間って、何か大きなことを成し遂げるには短すぎるし、怠惰に暮らすには長すぎるなあと最近つくづく思う。

私が今過ごしているこの時間は、いったい何のためなのか。
「やらなければいけない日々のあれこれ」に追われていると、そんなことをふと思うことがある。
好きなことを、強みとか得意なこととして押し上げられていたら、それともそんなことを考える暇もなく忙しなく働いていたら、こんなことを考えることも無いのだろうか。

それはそれで味気無いのかもしれないけれど…

自分のやりたいことをやる。
それが出来たら、幸福なのか。
今の私は何となくやりたいことはある。成し遂げたいことがある。けれども、それを追求していたのでは、色々と私生活に支障が出る。その狭間で葛藤しながら、半分くらい夢や目標などと言うことを手放さずに、振りかかってくるやらなきゃいけないことをやっている。そんな感じ。

少しずつ、少しずつ、前に進みたい。

けれども、やらなきゃいけないことをやっているうちにその進む力が尽きてしまう。やりたいことが出来ないとそれはそれでフラストレーションがたまってしまうので、やりたいこととやらなきゃいけないことのバランスを保たないといけないのだが、私だけでどうにかならないこともあったりして、あまり上手に保てない。

残りの時間を自分らしく過ごしたいって気持ちはあるけれど、踏み出す前のめんどくささの壁や不満はありながらも現状維持が結局楽なのではないか等と思いながら、過ごしてしまう。気付けば都会に出てきてから長い月日が経った。

こうはなりたくなかったなと言う大人にはまだかろうじてなっていないとは思うが、残りの時間に最後は自分らしい価値を付けられるだけの過ごし方を少しずつでいいから目指していきたい。