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マンゴーをSNS時代に効率よく販売する仕組みづくりについて13章

1.お金に関する能力

資金調達の具体的流れに入る前にお金に関する能力について説明する。ちなみにこの中で最も重要になるのが、お金を貯める能力、お金を使わない能力である。これはなぜかというと、過去にも変動費(Variable cost)の話をしているが、お金を貯めるという事はお金を使わないということであり、それらは比例するからである。つまりお金を貯めるには、下の図のように変動費を抑えて、お金を使わないことが手っ取り早いという事に他ならない。

システム3-9

これに対してお金を稼ぐという事は、お金を使う能力と比例する。過去にも挙げている話だが変動費(Variable cost)というものは、お金を稼ごうとするとついて回ることになる。変動費が増大すると次の図のようになる。事業を行っている場合、横軸の時間の経過とともに変動費が増大しているのがわかるだろう。

システム3-8

つまり、お金を稼いで使うよりも先にお金を使わないで貯めるのが第一課題となるのだ。それに関しては、下に箇条書きでお金に関する能力をまとめたので参考にしていただきたい。

お金に関する能力
・お金を稼ぐ能力
・お金を貯める能力
・お金を使う能力
・お金を使わない能力
・お金を運用する能力

1.お金を稼ぐ能力

これに関しては、本業や副業がこれにあたる。一般的にはこの能力を挙げることが優先課題となっているが、所得税の増税によって、この能力だけではこれからの日本を生き抜くには困難となるだろう。

2.お金を貯める能力

これは、いかにして公的控除などを利用してお金を貯めるかという能力になる。

3.お金を使う能力

お金を使うという事も見直さなければならない。この能力は、お金の使い道を具体的に考える能力である。

4.お金を使わない能力

この能力が最も習得しやすい能力である。いわゆる節約になるので、これを読んでいる毒矢も心当たりがあるだろう。

5.お金を運用する能力

他と違いこの能力は、SNSレバレッジ論でも書いたように自分を分身させる手段の一つになるのでぜひ実行していただきたい。具体的なツールとしては、積み立てNISAやiDeCoなどが有名だろう。

以上

以上の考えをペンタゴンレーダーグラフにすると2項の図になる。次の項では、これを使って実際の流れを説明する。

2.資金調達の流れ

スライド1

システム5-7

それでは、この図を使ってどのよう流れでお金を調達していくのかを説明しよう。前項で書いたが、お金を貯める能力、お金を使わない能力が重要だと述べたが、その理由は、この2つを一番最初に行うからである。次の図は、この2つを高めた状態になる。

スライド2

システム5-8

資金を調達するにはまず、お金を貯める事が必要である。そのために最もやるべきことは、お金を使わない事であると言っても、全く使わないという事は人間にはできない。ここでいうお金を使わない能力とは、無駄遣いや浪費をやめるという事である。

たとえば、毎月の給料が30万円だったとするとそのうちの10%は、貯蓄に回しましょうということだ。私の場合は、手元に置くお金は、10万円程度にしている。それ以外のお金はすべて銀行へ貯蓄する事にしている。つまり、いくら稼いでも現金で10万円しかもたないので、銀行に貯まり続けるというわけだ。ちなみに次のスライド3では、事業所得を増やすという事に着目する。

スライド3

システム5-9

お金を稼ぐ能力という名称は抽象的だが、具体的に言うと事業所得である。事業所得に関しては、前の章でも説明したが、具体的には本業と副業に分別することができる。ちなみに筆者の場合の本業は、マンゴーの生産販売である。これに対し副業は、電子書籍の販売が挙げられるが、本書では、有料メルマガ、Valu上場、オンラインサロン運営、ブログやYouTubeの広告収入、せどり業などを提唱している。

これらの副業をやることで①の引き上げを行うことが可能となる。これらの副業に関しては以前から説明してきたが、せどりに関しては、モノレートというサイトを参考にして、せどりを行う事をお勧めする。このモノレートによって、まったく知識のない人間でもせどりの仕入れを行うことができるようになったので、ぜひ業務用のスマホを導入して、フリマアプリを活用しせどり業を行っていただきたい。

スライド4

システム5-10

これらの、お金を貯める能力、お金を使わない能力、お金を稼ぐ能力に着目してきたが、スライド4では、②のお金を運用する能力を引き上げる必要がある。まずは、投資スキルなどを勉強し今までに貯めたお金の中から今すぐに使わない貯金を投資に回すことをお勧めする。

筆者がおすすめするのは、日本国債と米国債である。まず、日本国債は元本保証であるという事があげられる。円で貯金するよりも国債で持っている方が安全であるといえるし、日本政府が破綻しない限り紙くずになることはあり得ないので運用先の最有力候補として投資するべきだろう。

次に米国債だが、こちらは日本国債より金利が高く運用益も見込めるので投資先としておすすめである。この米国債のリスクとしては、逆イールド現象というものがあるがこれについてはカブドットコム証券からの引用で軽く触れることにする。https://kabu.com/sp/glossary/1204160_3152.html

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