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ファッション哲学の手引

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ファッションに対する価値観やこだわり、好きなアイテムや着こなしついて、持論を書き溜めております。
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#モノづくりのあり方

サステナブルな装い方

サステナブルな装い方

どうも、Yusugeでございます。

念願の南青山にあるATONに行ってまいりました。

南青山らしい無機質でラグジュアリーな外観。
そして、店内まるごとワードローブにしたくなるようなトーンが統一された洋服の数々。

その中から前々から気になっていたシャツを試着し、この子を育てることに決めた。

何色とも言いがたい鮮やかな染色と精巧なパターンに惹かれた。
オーバーサイズなシルエットでありながら野暮

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満を持して

満を持して

どうも、Yusugeでございます。

風が冷たくなってきましたが、“満を持して”あの方の登場です。
Johnstons(ジョンストンズ)のマフラーです。

Johnstonsは1797年にスコットランド北東に位置するエルガンで創業した老舗ブランドである。
モダンなタータンチェックが特徴で、老若男女問わず使用することのできるデザインである。

実は、今夏の先行予約会でゲットしたので、手元に届いてから

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耐久性について本気だして考えてみた

耐久性について本気だして考えてみた

どうも、Yusugeでございます。

耐久性という言葉を聞いて、あなたはどんなイメージを持ちますか?
多くの方は、耐久性=丈夫といったプロダクトの視点から想像したのではないだろうか。
本日は、消費者の視点、すなわち人の視点から耐久性とは何か考察してみる。

いきなり持論になるが、耐久性をこのように定義している。

対象 (プロダクト、サービス) に愛着をもつこと

対象はプロダクトに限らず、サービ

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タイムリミット

タイムリミット

どうも、Yusugeでございます。

今週からCOP26が開催されている。
COP26とは、簡単に言うと気候変動に関する国家間の議論である。

ご存知の方が多いかもしれないが、現在SDGs、サステナビリティ、脱炭素といったワードは馴染み深いものとなっている。
しかし、その問題は非常に根深くて深刻な問題であり、全世界が協力しなければ達成し得ない重要課題である。

モノづくりメーカーにおいて、石油由来

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サステナブルな髪型の整え方

サステナブルな髪型の整え方

どうも、Yusugeでございます。

あなたはどんな整髪料を使用していますか?
わたしはというと、ここ1年の間に短髪に落ち着いたこともあり、ポマードを愛用している。

O’douds(オダウツ)スタンダードポマード 114G (ヘアグリース)

こちらはただのポマードではない。ヴィーガンプロダクトである。
具体的には、オールナチュラル成分で構成、すなわち動物由来成分を一切使用していない整髪料である

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ファッションズ・バイブル

ファッションズ・バイブル

どうも、Yusugeでございます。

いつ頃からサステナブルなファッションを意識し始めたか定かではないが、間違いなく言えるのが、この雑誌がバイブルであることだ。

BRUTUS 2019年4月1日号

当時、日本では今ほどサステナビリティについてそれほど認知されていなかったと思われる。
わたし自身も認知はしているものも、サプライチェーンのことや最先端のブランドで何が起こっているのか不勉強であった。

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本当に着たい服がそこにはある

本当に着たい服がそこにはある

どうも、Yusugeでございます。

天候にも恵めれ、絶賛ファッションを楽しんでいる。
最近は、アウターにLAVENHAM(ラベンハム)の定番であるワーカージャケットのコーデュロイとモールスキンを嗜んでおります。

さて、来月11月は昨年2月以来の東京出張が決まりました。
もちろん仕事ではありますが、内容が趣味の延長線上みたいなものなので、学びの多い1日になりそうです。
しかも、一泊することになる

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