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夏の広島(瀬戸田・鞆の浦編)

ここまで『夏の広島』と題し、
・宮島、広島編
・尾道編
と書いてきました。

最後は瀬戸田、鞆の浦編です。
今までの記事はこちらから↓



レモンカラーの自転車
クラゲがどこにでも沢山いた


「瀬戸田レモン」と言われるほど、レモンで有名な瀬戸田町。
尾道からしまなみ海道を通り、向島、因島ときて3つ目の島「生口島」に僕が行きたかった宿を予約しました。

それが、『SOIL Setoda』です。

SOIL Setoda

決して”THE 観光地”という賑わいかたはしておらず、ほんとその土地に馴染むようにひっそりと暮らせるそんな場所が僕にとってこの旅で一番居心地が良い時間でした。

その土地に住む人たちの「日常」に、僕は「非日常」を持ち込むあの感覚。
僕にとっての旅は、そういうものだと再確認。

特に何をするわけでもなく、ただゆったりのんびりとその土地に馴染むように生活をする。暮らす。
SOIL Setodaはそんな願いを叶えてくれた場所でした。

話してみると宿のオーナーさんがまさかの福島の方で。
共通の知り合いも沢山いて盛り上がりました。これも旅の醍醐味。
旅先での出会いってすごく大切なものになる気がします。

この宿にはレストラン兼カフェも併設されており、僕たちはカフェ・ディナーともに堪能させて頂きました。

アイスカフェラテとパウンドケーキ
町銭湯|yubune

ディナーは予約すると旬の食材を使用したコースが頂けます。
コース以外にも一品から注文でき、島の常連さんもフラっと立ち寄ってカウンターでみんな仲良く話していました。
お店としてこういう場所を提供できるってほんと最高だと思います。
お客さん同士でお店を通じたコミュニケーションが出来上がる。
僕もここに住みたいなあ、と自然と思っていました。

実はこの宿から歩いて1分もしない場所に『yubune』という町銭湯があります。SOILに宿泊するとyubuneの利用権が貰えます。
この銭湯がこれまた最高でした。
銭湯内の写真はありませんが、全面青いタイルのお風呂と、グレーのタイルのお風呂が日替わりで入れます。
照明もそうだし、浴槽も、洗い場も、そしてサウナまで。
全てシンプルなデザインながらもすごくおしゃれで、町銭湯でこんなにテンションが上がるとは思っていませんでした。
そして僕たちが宿泊したのが平日だということもあるのかもしれませんが、ほぼ貸切状態で入ることができたのが最高でしたね。

必ずまた行きたい場所になりました。



そして旅の最後は『鞆の浦』へ。
調べてみるとジブリのポニョの舞台にもなったとか。

古い街並みがギュッと詰まってずらーっと並んでいます。
行った時間帯がちょうど夕方頃だったのがまたいい陽の入りかたをして良かったです。
ただ夕方頃にはどこのお店も閉まってしまうようなので、お店もゆっくりみたいという方はお昼頃行くのがいいかな。



鞆の浦で写真撮るのが楽しくなってしまい夢中になっていたら帰りの飛行機の時間ギリギリになってしまっててんわやんやになったのもいい思い出。
でもほんとに帰りの飛行機前に鞆の浦行くことはオススメしません。
しかも帰る時間と帰宅ラッシュが重なったりなんてしたらもう大変。
僕たちは帰宅ラッシュのことを全く考えず余裕こいてて大変な目に遭いました。


ここまで広島旅行をずらずらと振り返ってきましたが、ほんとにいいところだったなあとしみじみ思います。
まだまだ巡れていない場所も沢山あるので、また行きたいな。


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