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夏の広島(宮島・広島編)


昨年の8月のこと。

ずっと行きたい行きたいと思っていた広島へ旅行に行ってきました。
行ったことは一度もないが、何故か「僕はきっと広島が好きだと思う」とここ最近思い続け、その答え合わせをしにようやく行くことができました。


自分が住む福島からは飛行機の直行便がないため、仙台空港から広島へ。
コロナもあってか、すごく久しぶりの飛行機。久しぶりの上空。
少年に戻ったかのように外の景色を撮っていたら、CAの方が乗っていた飛行機のイラストが描かれたポストカードをプレゼントしてくれました。
嬉しいような、ちょっと恥ずかしいような。




今回の旅行のプランは3泊4日。
比較的ゆっくりいろんなところに行きたかったので、空港に着いてから最寄りのレンタカー屋さんで車に乗り換え。



まず真っ先に向かったのは『宮島』

宮島へはフェリーに乗り換えないと行くことができないため、船乗り場のある宮島口という場所で車を停めフェリーに乗り換え。
船内の内装がとてもレトロでどこもかしこも可愛かった。


船を降りてすぐ現れたのが、鹿でした。
奈良公園によくいる鹿は結構がめつい印象があったので、宮島の鹿もそうなのかなって思ってましたが、宮島の鹿はとても穏やかな性格みたいで、人に食べ物をねだってきたりもしないし、みんなおっとり生活してました。
行ったのが8月で真夏日だったせいで鹿たちも夏バテしていたのかもしれません。
にしてもどこに行っても鹿がいましたね。
生活の一部に鹿がいるというか、共存している感じでした。

行き止まり鹿
きっと食べちゃだめだと思うそれは
入店したい様子



そして宮島に行くと決めていたのでもちろんあらかじめ前情報を調べていたので知ってはいましたが、実際に目の前にして衝撃だったが、


厳島神社の大鳥居が工事中だったこと。

「海に浮かぶあのでっかい赤い鳥居が見たかった、、、」と思いつつ、逆にこの姿は今後見れることはあまりないだろうと思い切り替え。
これも旅のいいところですね。



潮の満ち引きの時間は日によって大きく異なるため、一概にこの時間が必ず満潮でこの時間が干潮です、とは言い難いそうで。
基本的には、干潮と満潮は1日2回ずつ、およそ12時間おきになるみたいです。
行く人は事前にその日の何時にどんな状態なのか知って行った方が良いと思います。こちら参考までに↓


広島の夏は想像以上にとても暑くて。
立っているだけで汗かいて大変なくらい暑かったです。
中国地方に降り立ったのも人生初めてだったので、これも経験。

宮島自体は、厳島神社を囲うように道や景観が整備されていて、観光者向けの場所もあれば、その地で生活している人たちの家もあり、観光地だけどローカルさもあるような場所でした。
昔ながらの古い街並みが並ぶ景色もとても好きでした。

歴史的な建造物を見るといつも思ってしまうんですが、「昔の人って今あるような重機とかない時代によくこんな大きい建物作ったよなあ」と感心してしまいます。それがこうして現代まで残り続けているって冷静に考えてもすごいことですよね。


あなごめし『うえの』

宮島から戻り、宮島口フェリー乗り場からすぐそばにあるあなごめし屋さん『うえの』でお昼。
お寿司でよく穴子が好きなので食べていましたが、穴子めしは初めて。
うなぎよりも身がさっぱりしていて思っていたよりもさらっと食べれちゃいました。
なんと言ってもこういう場所はタレが命。
場所も場所でたくさんの観光客が並んでいましたが、ぜひおすすめしたいお店。





1日目は広島駅周辺に宿をとっていたので一旦宿にチェックイン。

車を置いて、これまた人生初めての路面電車に。

地元でも基本車移動なのでバスとか電車とかに乗らないんですよ。
だから慣れていないってのもあって何にも考えずとりあえず乗車しちゃったもんだから降りる時なにで支払うのかも考えてなくて。
頭で勝手に「Suicaとか使えるだろう」と思ってたらまさかの対応してなくて。現金ちょうどあったので降りれましたが少し焦りました。

大人になっても初めてのことってなんでも少し緊張するし不安になるけどそれが楽しいよね。だから知らない土地を旅するのってやめられないんだと思う。



それから少し歩いて『原爆ドーム』、そしてすぐ側にある『広島平和記念資料館』へ。
よく修学旅行とかで行ったという話を聞いたことあったけど、これ小学生とか中学生には刺激強すぎるんじゃないのってくらい忠実に当時の日本が再現されてました。

僕はいま写真を仕事にしているけど、ここで写真の残酷さを知った気がします。
とにかく心に刺さるものがいくつもありました。

小さい時に行ったまま行ってない人や、まだ行ったことない方には是非一度は訪れて頂きたいところです。




オイスターバー『モントナイン』
鉄板焼き『中ちゃん』
うにホウレンソウ


そうこうしていたらあっという間に日が暮れたので夜ご飯の旅に。

「広島といったら牡蠣でしょ」とそれしか考えていなかった僕は牡蠣のシーズンが冬だと知らず。
正反対の季節にきちゃったもんだからどこに行けば美味しい牡蠣が食べられるのかもよくわからず。
そんな牡蠣に彷徨っている僕を救ってくれたお店が、『モントナイン』というオイスターバーでした。

新鮮な牡蠣と、それに合うレモンサワー。
初日だけでもう広島に来れてよかったと思いました。
(食べるのに必死で写真撮るの忘れてました)

店員さんもとても気さくなイケメンの方ばかりで、旅行で来たことを話したら広島のいろんなおすすめポイントを教えてくれました。
個人的旅の醍醐味ってこれだと思うんです。
地元の人に地元のオススメの場所やお店を紹介してもらう。
これがいっちばん楽しい。
そんなこんなで教えてくれたお店がその日の二軒目。

鉄板焼き『中ちゃん』

一見地元のサラリーマンが多く、とても活気のある賑やかなお店。
広島焼きからステーキから海鮮ものまで、なんでも美味い鉄板焼きのお店で、特にゴリ押しされたのが『うにクレソン』。

到着してすぐにそれを注文するもその日はもうクレソンがなくなっちゃったそうで、代わりにホウレンソウなら出せるよっていってくれたのでそれを注文。
これがクレソンじゃなくてウニがなかったら食べられていなかったと思うと本当にラッキーでした。

広島焼きも、ステーキも頼んだけどダントツいちばん美味しかったのが、この『うにクレソン(ホウレンソウ)』でした。
もう感動。
フランスパンに乗っけて食べるとさらにうまい。
ビールとの相性抜群でした。
これ書いてるだけでまた食べたくなるくらい。
今度美味しいウニ買ったら自分の家でも作ろうって決めました。


この2軒とも、広島に行ったら是非オススメしたいお店です。


そんなこんなで濃い1日目が終了。
1日目だけでこんなにボリュームあるなんて思いも知らず書いてしまったので、2日目以降を書くのがいつになるか不安ですが旅の参考にしてもらえると嬉しいです。


ではまた。


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