『#真相をお話しします』追加note記事
所感この本はミステリー・サスペンスの短編集である。一つの作品当たり二十数ページで読むことができる。そのため、人物や情景描写は極端に薄くストーリーの骨格だけを感じるものとなっているがそれはそれでありだなと感じた。短いページ数で起承転結を上手く簡潔させるのはそれなりの技術が必要であると思われるが、これは良く出来ている部類だと思う。
ちなみに、短編集として心に残っているものには星新一のショートショートなんかがある。これは非常に面白かった。短いながらもこんなに素敵なストーリーを組み上