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「働きづらかった時代」を紐解くと見えてきた、私のやってみたいこと

先日「商品づくり体験ワークショップ」に参加しました。

自分のどの経験が役立つだろうと思ったのですが、「働きづらかった過去」に焦点を当てることにしました。

需要があるかがわからないので、まず自分の経験したことを発信してみようと思います。


子どもが小さかった頃

一人目の子どもの妊娠で退職したので、7年ほど専業主婦でした。

働くためにあれこれ動いたのですが、まず何より保活がうまくいかず、手に職もなく、何もかもうまくいかない日々。当時は今よりも、さらに家計は火の車。独身時代の貯金はどんどんなくなりました。

区役所で言われたんですよ。
「他の方々は一時保育を利用して、足りないところは認可外に預けてでも働いていますよ」
と。本来は家計も苦しいし、そうすべきだったのかもしれません。でも、子どもをあちこちに預けて働くことが、私にはできませんでした。

そうこうするうちに子どもが3人となり、私の力量では仕事と子育てのバランスを取ることは無理だと、数年間は我慢することを決意。

今考えるとあれこれ微妙な発想ですが、当時は自分なりには真剣だったんですよね。数年が過ぎ、末っ子がこども園に入り、やっと仕事探しをできる状況になりました。

小さい子どもがいる就活の厳しさ

今はどうかわからないですが、小さい子どもがいる母に世間の厳しさが身に染みました。

履歴書を山のように出しても、面接にも進めず。面接に行っても小さい子どもがいることばかりを聞かれ、明らかにダメな雰囲気を感じることに。

育児や家事に向いていなくて、自己肯定感が下がっていた上に、さらに自己肯定感は下がるばかり……。

今ならわかります。小さい子どもがいると、どうしても子どものことで休むことがあります。病児保育なども思うように利用できるかわかりません。わざわざ、そういう人を雇いたくはないですよね。

いろいろなことを妥協した結果、スーパーのレジの仕事にたどり着きます。採用してもらったのだから頑張ろうと思っていましたが、専業主婦からの仕事復帰はいろいろ大変でした、涙。

でも、小さい子どもがいる中でも先輩パートさん達に助けてもらい、迷惑もたくさんかけましたが、なんとか働き続けられました。

新しい仕事に変わろうと思ったら?

スーパーのレジの仕事を約6年間、続けました。一人目の子どもが中学生になり、そろそろ違う仕事をしてみたいと考えていた頃、思わぬことが起こります。

子どもが原因不明の体調不良で休みがちになり、だんだん学校に行けなくなりました。パートの休みの日は病院などの対応に追われ、クタクタの毎日

肉体的にも精神的にも限界で、よく目眩でダウンしていました。

この頃の私。心底、普通に働けるお母さんが羨ましかったです。自分の子どもは家で寝たきりで動けなくなっているのに、中学校に行けば元気な子ども達が学校生活を送っています。

これって、同じ世界の出来事なの?と。自分が異世界に来てしまったような気さえしていました。

そして、この子どもの体調不良問題。数年間続く出来事となったのです。

普通の生活とはかけ離れた日々がスタート。

まわりに経験者がいなくて、相談する相手もいません。孤独でした。

この後、ブログをスタートして、同じような経験で悩んでいる人を見つけたことから、ちょっとずついろいろなことが変わります。

そして、同じような経験をした方が紡ぎ出す言葉は、まったく違う視点のこともあり、今も指針となっているものもあります。

ケースバイケースですが、経験者だからこそ、見える世界があって、その世界は経験者以外には見えづらいものなのかもしれません。

今はそこそこ元気に働いています!

そんな暗闇の日々を送った私でも、今は元気に働けるようになりました。

更年期だったり、持病だったり、多少の問題点はあるものの、在宅ワークという働き方が私には合っていたようです。

「置かれた場所で咲きなさい」という言葉がありますが、置かれた場所でがんばるのが難しい時は新しい場所を探してもいいと思います。

昔の私と同じように、働きづらい事情を抱えて悩んでいる方のお力になれる有料noteを作成できたら、と今は考えています。

私自身もあーでもない、こーでもないと現在進行形で考えているところです。でも今の私に伝えられることを伝えたらいいんだなって、最近ふっと思えました。

どなたかのお役に立てるものを作れるよう、これから頑張っていきたいと思います。

そして作り上げることができたら、いろいろなスキルが身について、オンライン秘書として自分の仕事に活かすこともできそうです!

今回体験ワークショップに参加したことで、数年間、漠然と考えていたことが言語化できたのは大きな発見でした。

ゴリゴリできるタイプではないし、優先順位は低くなりそうですが、今年中になんらかの形にできたらと考えています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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