病み期に『アメリ』観た
11月から京本大我くんが「シェルブールの雨傘」というミュージカルに主演する。
というタイミングでこのフランス映画が目についたのは何かの縁でしょうか。
私にとって初フランス映画です。
さっそく感想。
まず何よりも色彩が綺麗。
素人目にもわかりやすく赤🟥が基調とされる映像なので、きっと何か意味があるのだろうと、色に着目しながら観進めましたが、、、
1回目の鑑賞ではわからなかったです。(2回目も観たいと思う映画でした)
🟥主に赤。アメリの家の壁やインテリア、洋服、ドワーフの帽子や管理人さんの髪色、あの人の靴。
🟩次に赤の補色である緑。一度だけアメリの服が緑主体のシーンがありますよね。
⬛️そして黒。多分アメリがニノに何かを仕掛け、または遠くから見つめるシーン。ニノに会いに行く時は黒ベースにボルドーのコーディネート。(元ニノ担だからなんか変な感じ)
この映画の好きなところはやっぱりみんなどこか癖があって、それぞれ好きなことやヒーリングの方法が違っていて、メインキャラの2人が夢想家なところでしょう。
幼少期に上手に家族と関われなかった→学校でも友人と上手に関われなかった(アメリの場合は行かなかった)→空想力強大の流れが自分と重なりました。
なんとなく、私はずっとこの映画の一連の流れはすべて「アメリの空想上の出来事」なのかな
という感じがしました。
🟥赤は現実ベースの空想
🟩緑はアメリ自身が認識している空想
だったりして。
「アメリは世界と調和がとれた気がした」のようなナレーションがとても印象的。
もしかして、本当にあの世界で起こった出来事って、宝箱の少年の件だけなんじゃないかな。
というのは考えすぎかもね。
面白かったです。
ASDの私も、勝手に「世界と調和がとれた」と感じて喜ぶことがあります。
側から見たら一体何色の世界なんでしょうか。
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