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46冊目の本作り

2018年に出会った町のおばあちゃんの思い出が本になるまでを記録

このおばあちゃんはこんな人
・旦那さんが町内会長(2018年まで)をしておりそれを傍で支える
・家族が大好き(旦那さん、息子さん、孫さんの話もしてくれる)
・息子と孫が大型連休に帰ってくれば何十人前の料理をテキパキつくる
・人が絶えず家に来る(人気のお店っかくらい常連の地域の人が来る。仏壇がお土産とかお供物でいっぱい)
・どこぞの馬の骨とも知らない人(井上)に「まずあがれ〜」とあげてくれお茶を出し話しを親身に聞いてくれる
・庭・畑・手仕事(料理はもちろん、ものづくりまで)を自分でやる


こんな人に読んでもらいたい
・家族との思い出を形に残したいと思っている人もしくは近くにいる人
・家族との思い出を形に残したいと思っている人を知ってる人
・息子、娘、嫁、孫、ひ孫へ思い出を贈りたいと思っている、ばあちゃん・じいちゃん
・ばあちゃん、じいちゃんの思い出を形にしたいと思っている息子、娘、嫁世代もしくはその孫世代


どうやって作っているの?
しまうまプリントのフォトブックを使用して作ります。
私事ではありますが2019年11月に100冊の本を作りました。
本を人に贈る喜びを知り同年より「好きな人に本を贈る」という活動をしています。現在は45冊の本作りに携わり、今回は46冊目の機会を頂きました。


本作りの過程やその時に思ったことなどを交えながら書いています。


この本を作る経緯

「いつどうなるか分からないから元気なうちにやらねばね!と思って写真とか賞状とか整理してたんよ」とふらっと遊びに行った時に話してくれた。

「この写真!この写真見て。前に取材されて新聞さついた時のやつ、広報に言って大きくして額さ飾ったの」見してくれたのは1枚の新聞の拡大写真。

かあちゃんのひろば
「これぞ職員のかあちゃん」と書かれた記事の中にはご主人との二人三脚の歩みが詰まっていた。

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額縁に入っていた1枚の思い出

森岡さん:
「この写真を焼き回して息子と孫にあげようとしたら・・・」
「なんも大丈夫だ。母さん。ここさ来た時に見るんてって言うんだよ」
「それはわかる。わかるんだけども持っといてほしいな〜ともの思ってるの」

持っといてほしいな〜の時にちょっと左に頭が傾きながら話す森岡さんの
表情からは「本当に持っててもらいたい。父ちゃんを忘れないでほしい」という思いが伝わってきた。

多分、恐らくだけど(息子さん、孫さんへ聞いてないので井上の妄想で話しますが)息子さん、孫さんは「いらないよ!」と否定的に話したのではなく「ここに帰ってくれば会えるから大丈夫」という意味合いで森岡さんへ話したんだと思う。

森岡さんの気持ちも分かる。さて何か良い案ないものか・・・


この両方の思いを丁度いい感じに汲み取れるものってないのかな〜?

額縁に入っているA4ぐらいの写真・・・これは正直、かさばる。
もっと小さかったらいいんじゃない、そんな小さいくてかつ写真とかで
見れるものとかあるのか・・・・な・・・・・!!!!!

あるっ!!ってか自分、作ってるじゃん!!しまうまプリントだ!!

頭の中でピーんと音が鳴り、右(森岡さんの思い)と左(息子さん・孫さんの問題)がキュッと引き寄せ合い「しまうまプリント!」のフォトブックになる絵が浮かんだ。


井上:
「もし、もしですよ。その額縁がこれぐっらいの四角い本になったら息子さんも孫さんももらってくれるんじゃないですか?」

iPhone2個分ぐらいの本を作れることを話すと・・・

森岡さん:
「えええっっっっ!?んなの?せば、いいんでねかな?」

井上:
「ですよね。このぐらいだったらね。家のどこでも置けるし」

森岡さん:
「だな〜。そして、そしてよ。私は何をすればいいの?」

井上:
「アルバムの中からこの写真いいな!ってのを見つけてください」
「あとは井上が写真撮って本にします」

大きさだけの問題で思いが届かない…そんなことがあって良いものか
額縁で渡したい気持ちはそのままに大きさだけを小さくして
大好きな家族に思い出を渡す。しまうまプリントフォトブックならそれができる。

ほんと、良いサービスだよね〜。しまうまプリント

しみじみしながら、今回の本作りがはじまった。

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