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「あかし」を繋ぐ。52冊目のボクらの本作り。

そこに、あなたがいた
「生きた証」を家族へ贈る。
寄り添い、日々を過ごし
生死に関わった介護職員だからできる役割。

私は人の最期を「本」にしています。
本を作ることで私は振り返ることができる。
人に関わり、生死に関わる仕事をしてることを…

介護施設で最期を迎えた人に本を贈る活動が
介護施設で当たり前のように行われたら、、、
「死」ってものがちょっとだけ変わると思う。
「介護」の印象がちょっとだけ変わると思う。

先日、施設で最期を迎えたおばあちゃん。
よく笑い、よく怒るおばあちゃんでした。

思い出は数え切れない。
そんなおばあちゃんの記憶を
仲間とともに「あかし」にする。

集めた写真は100枚前後
何気ない写真から奇跡の1枚まで

思い出は人それぞれ。
この写真にスタッフが言葉を吹き込みます。

人の記憶を記録にする。
思い出をカタチにする。


読みものだけで終わらない。
関わったスタッフが作ることで完成する。

読んで、作って、直して、また作る。

正直、惰性ではできません。
命削って仕上げています。

以前書いた、本の作り方です。
これをベースに「その人らしさ」を出していく。

介護職員だけど、ここぞとばかりに
私はクリエイターでデザイナーになる。

死はいつも突然だ。
「え?このタイミングで!?」と思う時もあるし
「このタイミングでよかった」と思う時もある。

私自身はこの活動を
多くの介護施設で
最期を迎えた人への贈り物にしたい。

私はたくさんの人が生きる喜びを
介護という世間一般から見ると
「大変ね」「頑張ってるね」と言われるところで
遠目から見てる人の何倍も出会いました。

私は人が亡くなった後の
「なんとも言えないあの感じ」を他の人より
多く立ち会う機会を介護という仕事からもらいました。

だれだって最期がある。だれだって・・・
そこに、あなたがいた
「生きた証」を家族へ繋ぐ。
寄り添い、日々を過ごし
生死に関わった介護職員だからできる役割。


ありがとうございます! おいしいものを食べて、エネルギーにします!!