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「娘さ電話してけね」を「娘さLINEしてけね」に耳から入る安心を目で見る幸せに。ばあちゃんと娘が日常的にLINEをするその日まで…

LINEを家族へ提案する背景

コロナ渦での家族面会の減少。利用者からの「家族に会ってないな〜」「娘はどうしている」ってひとりのばあちゃんに言われた。声が大きく、多くなってきた中で、おばあちゃんのベストな対応ができることが少ない。そんな環境になってきて職員の中でも歯がゆいと思いつつも「しょうがない」「コロナだもん」と自分ではどうしようもないと勝手に蓋をしている状況。「たしかに会って話す。気軽に…は難しいかもしれない」ただ可能な限りの外出機会、面会を開くことはやっていきたい。加えて「LINEでの家族との情報共有」を行い利用者(おばあちゃん)・家族(娘)との接点を増やし両者の不安軽減に努めたい。「娘さ電話してけね」を「娘さLINEしてけね」に耳から入る安心を目で見る幸せに。ばあちゃんと娘が日常的にLINEをするその日まで…はじめに関係性が声に出してくれるおばあちゃんとその娘さんから始め(る予定です)、実例を増やし他の利用者と家族へ繋いでいきたい。遠方にいる息子さん。孫さんとのやりとりなどへと展開し「利用者と家族をつなぐツール」としてオンラインの情報共有が当たり前になるように動いていきたい。


こんな人にみてもらいたい

・家族との情報共有を模索している介護施設→一緒にやってきましょう〜!
・家族との情報共有を現在している介護施設→先駆者のお知恵をなんとか〜!
・施設に入所している家族の情報を知りたいと思っている家族

こんなところまで行きたい(ゴール)

・オンライン上での家族との情報共有を日常的にする
・利用者の過ごしやすい生活の提供(家族とのやりとりを可視化し不安を軽減などを図る)
・施設にいる、ばあちゃんと家にいる娘が日常的にLINEをすることを当たり前に


今後の動き

1.中核メンバーに周知(管理者、相談員、井上、職員1名)
→周知済み
2.LINEWORKS「LINEを活用した家族との情報共有」グループを立ち上げる
→作成完了
3.担当を振り分ける(管理者・相談員:家族へ連絡、初回の家族への提案。LINEでのやりとり説明。井上・職員:その後の状況を家族へ送る)
4.アプローチする利用者家族を選出し打診(面会時もしくは電話、対面にて)
5.初回家族提案(管理者・相談員)
6.井上・職員1名が主になりやりとり開始
7.進捗状況を共有し振り返りを行う(1ヶ月)
8.他利用者家族へ展開できないか検討、選出し実施


今回は、「家族へ説明するための資料を作成してみる」を書きます。
作成したものは全部で2枚
・利用者家族へ説明する資料(家族用)
・利用者家族へ説明する資料(職員用)

画像1

・利用者家族へ説明する資料(家族用)

画像2

家族に見せるものは「見やすくてシンプルなものを」
感じはいい感じなんだけど・・・

もう少しコンセプトというか「なんでこの資料にしたのか」を深掘りしていきたい。この資料を「誰が」「いつ」「どんな形でみるのか」「説明を聞くのか」
分解して言葉にして絵と文字に起こしてみる。

次回は「なんでこの資料にしたの?誰に手にとってもらいたいの?」を共有できるようにnoteと進捗進めていきまーす。

ありがとうございます! おいしいものを食べて、エネルギーにします!!