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本日はお日柄もよく



yuzuです





今回は大好きな原田マハさん

1962年、東京生まれ。
関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部美術史科卒業。
伊藤忠商事、森ビル森美術館創設準備室、ニューヨーク近代美術館勤務
を経て、2002年独立後フリーランスのキュレーターとして活躍。
05、「カフーを待ちわびて」で第1回ラブストーリー大賞を受賞。
12年、「楽園のカンヴァス」で第25回山本周五郎賞受賞。
著書に「本日は、お日柄もよく」「シヴェルニーの食卓」
「あなたは、誰かの大切な人」「異邦人」「モダン」「ラブコメ」
などがある。



本日はお日柄もよくはもう何度読んだか
しかしこうしてまた読みたくなる不思議な力を持っている
基本的に私は本を読んだら売って買って
と繰り返すんですが
どうしても手元に置いておきたい本は保存しています
こちらもその一つ




スピーチの極意 十箇条
一、スピーチの目指すところを明確にすること
二、エピソード、具体例を盛り込んだ原稿を作り、全文暗記すること
三、力を抜き、心静かに平常心で臨むこと
四、タイムキーパーを立てること
五、トップバッターとして登場するのは極力避けること
六、聴衆が静かになるのを待って始めること
七、しっかりと前を向き、左右を向いて、会場全体を見渡しながら語りかけること
八、言葉はゆっくり、声は腹から出すこと
九、導入部は静かに、徐々に盛り上げ、感動的に締めくくること
十、最後まで、決して泣かないこと


結婚式前に何回読んだことか


ただこの作品

私はほぼほぼ前半が好きだ


言葉としては
そもそもジョルジュ・サンドの言葉
「愛せよ。人生において、よきものはそれだけである」


その後に続く
本日はお日柄もよく、心温かな人々に見守られ
ふたつの人生をひとつに重ねて
いまからふたりで歩んでいってください。
たったひとつの、よきもののために。


初めて読んだ時は上記の
「本日はお日柄もよく」の秀逸な使い方に鳥肌が立った


あとは
同僚の千華の結婚式で友人スピーチを
する時のスピーチ内容が好き

私も数回、過去に友人の
結婚式のスピーチをさせてもらっているんだけれど
その時の最善を尽くすも今思うと
穴があったら入りたい………

それでも
新婦(友人)が泣いて喜んでくれたことは
忘れられない思い出だし私を選んでくれたことが
すごく嬉しかった


言葉は拙かったかもしれないけれど
気持ちは伝わったんじゃないかなと思う




上手く討論(ディベート)ができる
人間じゃなくていい
だけれど大切な人にナイフを突き刺すような
言葉を選ぶような人にはならないよう
感情のコントロールや表情、雰囲気
そういったものを大事にしていきたい


言葉の大切さが描かれた作品だからこそ
読み手側によって感想がかなり異なる作品だと思う◎


そうゆう私も何度も読むけれど
毎回読んだ後の気持ちが違うのだ
(映画もそうだよね)




年を取るごとに感性もきっと
変わっていくんだろう

付き合う人
そばにいる人も変わってくるんだから
当然なんだろうけれど



やっぱり本を読んだり
その他のことでも刺激を受けると
何歳になっても勉強なんだなぁ
としみじみ(しじみ)

仕事もそう


自分自身立ち止まってしまったら
すぐに置いて行かれてしまうね

きっと


新しいことは少し苦手
受け入れるのにやはり時間がかかってしまう
クラシックは不滅だとスッと入ってくるのに

だけれど新しいことにもついていけないと
これからの世の中生きていけないね


その前に新しいことに
つまりは人間じゃないものに判断や
作業を委ねたりする時代になった時って
自分のコントロールを上手くできるよう
自分のご機嫌取りが上手くできるように
過ごしていく、というのはさらに
大事になってくるんじゃないかと思う

人間らしさを残すためにも



ありがたくも
新しいことを常に教えてくれる
存在が私の隣にはいる

怠けているんじゃなく
得意不得意があるということで(_ _).。o○
精一杯頑張るよ

ある程度は色々できたいし
知識を得たい



でもやっぱり
電子書籍<本(紙媒体)だなぁ………



それでは、また




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